Festina Lente2

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後悔と発熱

昨夜、夜遅くまで出歩いたせいか、
気に染まぬ外出をしたせいか、
楽しくもない酒を口にしたせいか。


前職場の歓送迎会に出て、色んな人の挨拶を危機ながら、
ああ、そうだった、私はきちんと挨拶できなかったなあと思い、
言いたいことの半分どころか、思っても見なかったことばかり、
やたら口に出して言ってしまったような、
そんな思いが行ったり来たり。


行く前から嫌だった、憂鬱だった歓送迎会。
立場上行かざるを得なかった歓送迎会。
そして同じ課の人が作った志の宛名が間違われていた。
(私の名前はそれほどややこしい名前ではないのに、
字はよく間違われる)
小さな、色んなことが重なって、想いが重たい。


小心者の私は遠足の前日寝られない、帰宅して熱を出す。
そんな小学生、中学生、高校生だった。
今でも変わらないらしい。
この世に生を受けて半世紀だというのに、大勢の人が集まる場は苦手。
何かはさ無くてはいけない、それも、仕事だと割り切って、
世間向きのそつない挨拶を、と思えば思うほど、話せない、しゃべれない。
プレッシャーに弱い体質は、年を経ても変わらない。


というわけで、本日は発熱。
貴重な土曜日、五月祭後の土曜日を、寝たり起きたり、
憂鬱の極みで過ごす。うだうだする割りに小心者の私。
行くんじゃなかった、出るんじゃなかった歓送迎会。
その想いが、「9年間のありがとう」に素直に繋がらない、
繋がりきれない自分に情けなく、やるせない。

後悔と自責の哲学 (河出文庫 な 24-1)

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10年後を後悔しない20の言葉

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