モーリス・センダック記念ロゴ

京都の記事を書いている間に、面白いグーグルロゴの発表があった。
一昨日の6月10日のもの。モーリス・センダック生誕85周年というもの。
→http://www.google.com/doodles/maurice-sendaks-85th-birthday

絵本好き、保育園関係、図書館関係、臨床心理学関係でもなければ、
モーリス・センダックの名前を聞いても、誰、それ？　かも。
一部の映画好きには、ああ、あの映画の原作者だねと。
そう、『怪獣達のいるところ』で有名になったから。
もっとも、私はその映画は見に行かなかったけれど。
（なにぶん、実写化は苦手だし、好きな作品でなくても、
アニメ化以上に実写化は苦手、というか、映像化は苦手）

それにしても、そのグーグルロゴの長い長いこと。
好みの問題？　ここまで執着する？　
パソコンを使う子どもへのサービス？
それとも宣伝も兼ねて大人にもアピール？
結構癖のある絵本なので、好き嫌いが分かれるけれど、
臨床心理の世界では河合隼雄先生が取り上げたので、とても有名。
子供の心の世界をよく表しているということで。

でも、作品はまだほかにもある。
それを全部盛り込もうとしたのか、リキの入った大作のグーグルロゴ。

センダックの絵本キャラをまさかここで見るとは思わなかったけれど、
ニモの時もそこまでする？　ぐらいに凝った作りだったから、
こういうものを創り上げる、倣うというのはよくある話。
フルタイムに勤めて殺伐としている人間にとっては、
限りなく贅沢な時間の取り方。
ロゴの背景をじっくり眺めるなんて。