昆布塾と芝川ビル夜景

本日、ナカノシマ大学昆布講座。
何だか知的な雰囲気が漂うと言うよりは、
企業宣伝も兼ねたお料理講座、そんな感じ。
いつもと場所が変わって雰囲気も異なる、
女性が多いような気もするし、年配の人が多いような気もする、
本日は昆布の専門家から聞く、昆布の活用法。

昆布でダイエットできる。それはそれで嬉しい。
えーと、詳しいことは、この本を読めばいいのかな。
出汁昆布も日常使わなくなった毎日。
都昆布がおやつだった頃は遙か昔。
昆布、とんと日常のお料理の中で見なくなった。
大好きだった塩昆布のお茶漬けも塩分過多で控えているし。

起業の社長さん自ら熱演、いや、熱弁。
昆布のお陰で痩せた社長さんを目の前にして、なるほど。
でも、続けることに意義がある。
昆布水、作って呑んで料理してって、出来るかな。
食べるだけなら簡単なんだけれど、それじゃ駄目なスローフードの世界。

面白く楽しいんだけれど、ちょっと満足とは異なるような、
面白いだけで終わってしまったような･･･。
たまにはこういうのもいいか。
でも、昆布水だけじゃ駄目、運動しないと痩せられない。
そこが一番の問題。食べるよりも運動なんだよ･･･。

芝川ビルの中に、それも夜に入ったのは初めてなので、
そういう部分で妙にテンションが上がる。
ああ、仕事帰りに非日常。いいなあ。
壁、電球、階段、手すり、入っている店の一つ一つ、
雰囲気が何とも言えないんだよね。
それはこの建物そのものが醸し出すものかも知れないけれど。

昆布の話も楽しかったけれど、
夜の照明の中に照らされるビルを見ているだけで落ち着く。
因果なものだ。
建築の何の知識もないけれど、見ているだけで、
そう、絵を見るように、音楽を聴くように心が落ち着く。
大好きなベトナム料理店が地下にある、バーもある、このビルの
初めての夜の佇まいをじっくり楽しむ。

余りウロウロしてはいられない。市内から戻るのは結構時間が掛かる。
今日は月曜日。月曜日にナカノシマ大学は異例のこと。
週に1度の娘の塾のお迎え、それに間に合うように帰らなければ。
それにしても、昼と夜では本当に姿が違う。
バーに入って一杯やっていきたい心境。
でも、そんな勇気も粋も持ち合わせてはいない私。