Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

初アサヒラボガーデンとワンコイン検診

今日は初めてアサヒラボガーデンのイベントに参加。
新しくなった梅田の富国生命ビル、地下のレストラン街は何度か歩いたものの、
その上のオフィス街にこういうものが出来ていたとは知らなかった。
アサヒラボガーデン
部屋は本が無料で読めるのが嬉しい。可愛いインテリアも目を引く。



バーナード・リーチのうつわと絵」アサヒビール大山崎山荘美術館提携企画。
大好きな大山崎山荘美術館所蔵のうつわものについて、どんな説明が聞けるか、
ワクワクしながら出かけていったのだが・・・。余りにも時間が短く、
また、アサヒ関連の宣伝が長くてちょっと興ざめ。場所が場所だけに、
分かってはいたけれど、「もう少しどないかならんかな」という感じ。
もっとも、初めて来た人、特に工場見学などしたことのない人にとっては、
見るもの聞くもの新鮮で目新しかったに違いないけれど。
なので、当日のメモもその愚痴から始まっていた。



朝日ラボガーデンでバーナードリーチの陶芸について講義を聴く。
残念ながら、朝日ビールや大山崎美術館の説明に15分が割かれ、
肝心のリーチの陶芸についての説明は40分ほど、
何故か画面に向かって机が垂直に置かれているので、聞きにくいこと限りない。
普段は自由スペースとして使っているにしても、
プロジェクターの方向に机を置くぐらいのことは出来ないものか。
ちょっと興ざめ。今現在の展覧会についてだが、
画像もふんだんで丁寧な説明だっただけに、
聞きにくい体勢でセッティングされた状態での1時間は、結構苦痛だった。



それでなくても昼寝時に近い、昼下がり。
空調の効いた部屋では、大勢思い思いに自習しており、
そういう人たちも空耳さえ立てていれば、画像を見ることが出来なくても話は聞ける。
このスペースは夜8時まで飲食自由な上、様々な本が揃っているので、
ちょっとした休憩スペースにはもってこいだ。
もっと早くに知っていれば、というか、
殆どの人間がパソコン片手に仕事か何かしているのには驚いたが。
あっという間に終わってしまったバーナード・リーチ
学芸員のミニミニプチプチ研修発表会。




朝日のラボガーデン、市民の憩いの場、兼、会社員その他の通勤客の
隠れた穴場を目指しているよう。
車が無ければ、ここで冷たいみのを一気に・・・といきたいが、
隣にハーブ紹介のコーながあったのでそこで講演終了後、そこで休憩。
デトックス効果のあるお茶を飲みながら、ワンコイン検診。
この階には各企業のアンテナショップというか、実験的店舗というか、
面白い企画を持って出店しているようだ。

日本民藝館所蔵バーナード・リーチ作品集

日本民藝館所蔵バーナード・リーチ作品集

血流・血圧検査、体脂肪組成を計って貰って、
恐れていた事実が更に悪化しているのを確認。
転勤して以来、嫌なことがあっては食べて解消派の私、
疲れ過ぎて食べられない時以外はしっかり食べる派。
あっという間に3㎏増で、臨月の体重。そりゃあかん。
それどころか、妊娠時よりもBMIが高い、血管年齢はいまだかつて無いほどの高齢。
ありえない。食生活を見直し、普段から運動を意識して下さい。
そんなことは分かっている、分かっているけれど。


良かったのは筋肉量だけ。筋肉は測定できる限りでは最高値らしい。
(若い頃10年間以上続けたテニスのお陰か?)
本気になれば痩せられるというのだが、(誰でもそうだろう)
この内臓脂肪は優にペットボトル8本分ある。
本当に頑張って、効果があるのか? 
甚だ心許ないが、長生きしたければ、だそう。
高血圧を持病に持ち、肥満であれば、申し分ないメタボ、
脳梗塞心筋梗塞の立派な予備軍。
いつ如何なる時に倒れてもおかしくな状態、だそう。
やれやれ。高血圧と、脳梗塞と糖尿病の家系に生まれただけのことはある。


両家の祖母の気質・体質をしっかり受け継いだ私は、この上もなく医者が治せない
「自分で作った病気」で命を失くす候補トップクラスらしい。
有り難くないことだ。それでも、せっかくの筋肉を落とさないよう、
むやみやたらに食事制限しないで欲しいとの弁。
だったら運動するしかない。それが出来れば苦労なし無い。
食べた分だけ、胃や食べた物以上にエネルギー消費しないと。


さりげなく、どのような病気に罹りやすいか、どう生活したらよいか、
遺伝子検査を格安で、その後、体質にあったサプリメントをご用意できますとのこと。
なるほど、このための格安ワンコイン検診か。
世間の相場に比べれば確かにお安いのかも知れないが、
そして、自分の体にあったサプリメントに毎月諭吉様を必要とするか。
うむ、お金で健康を管理する。なるほど。
きっと私のように運動したくないタイプには、
お勧めの「商談」なんだろうなあ。


さりながら、次の予定があるので検査結果と資料だけ頂き、
その場を離れることに。
このまま、積極的な節制が運動に繋がらなければ、こういうことも
必要なんだろうかと逡巡することしばし。
心は次の催しに持って行かれてしまったけれど。