Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

シェムリアップ到着

(写真は全て大きくなります)

いよいよベトナムからカンボジアへ。
私の感覚ではベトナム戦争の激戦地から「キリング・フィールド」の国へ。
ベトコンとポルポト軍のイメージだけが脳裏で点滅。
しかし、窓から見える景色は雨期を迎えたアジアの大地。
まさか、カンボジアを訪れる日が来るとは思わなかった。
子供の頃から考古学や歴史が好きだった自分にとって、
森林の中に埋もれたクメール文化の遺産を見ることが出来る日が、
本当にやって来ようとは。


      

      

      


ベトナム語もわからないが、カンボジア語はもっとわからない。
文字そのものも、不思議な世界。
でも、向こうから見たら日本語もきっとそうなんだろう。
領事館にビザを取りに行った日、ぼんやりと見つめた模様。
それがアンコールワットだったと、後から気付くお粗末さ。
飛行機の中では水が1本配られるのみ。
でも、飲んでいる間もなくあっという間に着陸態勢。
僅かサイゴンから1時間の空の旅。そして着陸。


      

      

      


自分で歩いて飛行機から降りて、空港の建物を目指す。
・・・何と平屋建て。そして寺院建築のような特徴のある屋根。
雨は降っていないものの、空気は甘く重く湿っている。
しっとりした湿度の高いアジアの空気。
でも、何か懐かしいような香りのする空気。
そして、まるで家の庭でも手入れしているように植えられた花々。
水辺のある中庭を囲むような建物。クメール文化を感じさせる彫刻。
何故か天井からぶら下げられた金色のミラーボール。


      

      

      


荷物を受け取り入国審査を受ける間、辺りを見回す。
何とも人の少ない小さい可愛い国際空港だこと。
これが天下の世界遺産
アンコール・ワットやアンコール・トムを有する街、
カンボジアの首都からおよそ300㎞。どちらかというとタイに近い。
外から見て反り返った天井だけに、中に入ると天井が高い。
こうしないと暑くてたまらないのかな。
クーラーが効いている様子は余りないけれど。


      

      

      


あ、空港内でも国王陛下を飾っているのはさすが。
何と言っても現在は立憲君主制国家。
治安は・・・、私が旅行できるぐらいの状態。
あの悲惨な時代を忘れることは出来ないけれど。
でも、飛行機内であまり日本人は見ない。


      

      

      


荷物を受け取り入国。買物するような店もない。
両替はせず、関空で両替した少額のドルのみ持ち込む。
荷物を待つよりも入国審査の方は時間がかからない。
すぐに外に出られたけれど、お迎えのガイドさんはどこかな?
私たち以外にもう二人ほど日本人がいるらしいが、まだ来ないよう。
あ、空港の外にちょっとした食べ物屋さんが。
もう夕方5時過ぎ、日本では7時過ぎ。
お腹が空くはずよ…。


      

      

      


やっと空港出発。たった4人を乗せて夕食場所のホテルへ。
私たちが泊まるホテルは夕食場所から少し離れた別のホテル。
こんな豪華なホテルで泊まることができたら良かったけれど。
私たち以外のお二人は、本当に新婚旅行のようなお若い感じの方々。


      

      

      


さて、念願の本格的なカンボジア料理かな?
どんな食事かな。ドキドキわくわく。
広い食堂に立った二人だけ。
丸一日の空の旅を終えて、初めて訪れる異国での食事は如何に。


カンボジア家庭料理ヘルシーレシピ集―簡単!バランス・ダイエット

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