読めると思った翌日
暑い暑い暑い、ただ今部屋の中34度、夜なのに!
猛暑がぶり返して真夏に逆戻り。
台風が連休を直撃するらしい、天気予報を見てがっくり。
映画館が休みにならないうちに、明日のtohoday何か観に行こうかな。
余り話題にならなかった「サイドエフェクト」は面白かったが、ウルバリンは大丈夫か。
- 作者: 長野まゆみ
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(箪笥の中を受けて、雑文)
最近本が良く読めるようになってきた。
それは転勤して半年近く経つから、
気持ちが落ち着いてきた証拠と思っていいのだろうか。
それともやはり、現実逃避、気分転換、
それが高じたものに過ぎないのだろうか。
いずれにせよ、何もできないほど疲れ切ってしまい、
食事の用意もやっとで後は倒れて後止む、
いや、実際病んでしまって、境界型糖尿病だ、
肺に影が映っただと疎ましいことこの上無いのだが、
何とか血圧だけはコントロールして昼間働いている。
(朝の最低血圧が100を切らないというのは全くもって問題だ)
どうしても読みたい本があるわけではない。
読まなければならない本、
仕事上読んで置いた本があった方がいいのは確かだと思う。
しかし、不思議なもので自分のリハビリ、
気分の向上を促すかのごとく、本がやってくる。
最近娘と同様漫画ばかり読んでいたからまずいとは思っていたが、
ほんの少しずつ物語らしいものが読めるようになってきたではないか。
これは、読書の秋の助けか、少しく涼しくなってきてくれたからか。
無駄に高い血圧も下がって、仕事がはかどってくれるなら、重畳。
仕事は並のペースでも欲張るまい。
情けないことに夏炉冬扇に心惹かれる私は、現実生活のやりくりが下手だ。
ともすれば、世間様には申し訳ないくらい現実離れして生活をしている。
森茉莉のように生きているわけではないが、
部屋を整理整頓する、というか、整理整頓とは何なのか、
訳が分かっているもう一人の自分自身、
今の自分の対極にあるような自分がもう一人いてくれたら良かったと思う。
そんな自分の申し訳なさを忘れさせてくれるくらい、
浮世離れした話を読むと、何とも心地よい。
別世界で遊ぶことができるというのは、
これほど現実を忘れさせてくれるのかというそんな本を久しぶりに読んだので、
筆を執ってみた。というのか、今日の心境。(20139/12)
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