キャプテン・ハーロック

仕事から心が離れる分、映画館に足が向くのは致し方ない。
現実逃避の最もお手軽版、だから。
そんなこんなで、リメイクものが多すぎるなあ、
昔のキャラを今風に作り直してどうすんだ？　
「ガッチャマン」レベルの「あーあ…」はやめにしてもらいたい、
そんな風に思いながらも、映画館に足を運んでしまう、このどうしようもなさ。
それくらい、仕事に打ち込みにくいのか。
現実がしんどいのか。

『キャプテン・ハーロック』を堪能。
かつてのアニメ作品とは別物のとして鑑賞。
映像が綺麗だったので十分楽しめた。
松本零士はいいなあ、長生きした分、リメイクの新技術を自分の目で見ることが出来る。
登場人物イソラ・ナミ・ヤマって、磯/空/波/山だね。
どんだけ言霊込めてネーミングしたんだか。

いやいや、しかし、ハーロック路線から言ったら私は情けない敗残兵。
今の職場での立ち位置をどうやって見定めるよ？
心の奥底で、自分を奮い立たせるものを見つけたい一心で、
何かを知りたくて、つかみたくてさまよっているんだけれど、
いい年して、なんだって思うと、やるせなくてね。