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婦人科検診

今まで検診施設だった所から、別の施設に変わってしまった婦人科検診。
費用が少々掛かっても慣れた施設の方が、気が楽だったのだが。
それにしても、この場所。
何度か来たことがあるので、もう覚えてしまったが、
随分色んな会社、施設からのお客さんが多いのか、
客あしらいが上手いというか、受け付け事務が手慣れているというか。


以前は男女別のパジャマのようなものに着替えさせられて、
色分けされていたのでちょっと嫌だったのだが、
最近は男女ともに同じ色目になって、それだけでも随分気が楽。
医療施設は、男女別の方が取り違えなくていいのかもしれないが、
検診専用のこの施設は診療はしない。
男女取り違えミスはそうそう起こりはしない。
それよりも、今回の婦人科検診は画期的。


何がって、内診・問診・触診とも別々の先生だったのだが、
(検診施設にありがちな、流れ作業のせいなのか、
 医師の熟練の度合いによるものなのか、
 単なるノルマ上のローテーションなのか、私にはわからない)
どちらも女性医師だったこと。
内診はかなりの年配の医師。
これも日本の医療の設備として当たり前なのかどうか、
医師の顔が見えないような構造になっている。
外国ならあり得ないのだろうが。


問診・触診に関して、今回はマンモグラフィーを希望していなかったので、
2年に1度は必ず取るようにと言われた。
この施設は、技師が男性でもマンモを撮るので、抵抗があったので、
ずっと別の施設で撮ってきていたのに、今回指定施設がここだったので、
敢えて申し込まなかったのだ。
女性技師も居るらしいが当然、その日の検診は混み合っていてなかなか取れない。


仕事柄、検診を受けられるのはいいことだし、
仕事が空いている時間や日時を調整して受診できるのは、
それはそれでいいシステムなのだが、申し込んだからと言って、
希望施設で受診できるわけでもない。
家の近所で予約して行って、3時間近く待たされたこともある。
婦人科検診でなかなか順当に穏便に、仕事に差し障りなく
検診を受けられるというのは、滅多にない。


かつての某病院のように、
何台もの検診台が板きれ一枚のドア、
単なるパーテーションでで区切られ、
隣の人への質問や診察の様子が筒抜けの、
プライバシーも何もあったもんじゃない、
そんな若い頃の検診風景からすれば、
個室になっただけでも、随分進歩したのかも知れないけれど。


そんな感慨を抱きながら、検診を済ませ、
街中でランチを取り、気分転換して、
仕事場に直行する。
さあ、明日一日頑張れば、週末だ。


ピンクリボンと乳がん まなびBOOK

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