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年賀状作成と読書

最近は読書メーターに囁く、いや、呟くのみで、
殆どブログ更新出来ていない状況。
今年読んだ読書から本棚、つまり、お勧めランキングを作ろうとしたら、
ロクに本を読んでいないことを思い知らされ愕然。
辛い現実から逃れるため、
気分転換読書に逃げ込んでいた感アリアリでがっくり。
精力的に読める時は、忙しくても読み込める元気がある。
人事配置的に良い年になるはずもなく、
年賀状も書く気にならず、如何せん。


年賀状も以前は作るのが楽しかったけれど、
子供が大きくなってくると、作りにくくなってくる家族年賀状。
年賀状だけの付き合いの人も増えてきて、これで良いのかと思いつつ、
やめることもできずにお互い付き合っているのかも。
実際逢うことも叶わない遠くに住んでいたり、
日常支障があるわけでもなく、特に必要があるわけではなくのお付き合い。
近況報告だけで付き合っている気持ちになっているけれど、
これが単なる義理で、どちらもフェイドアウトを願っているような、
そんな関係ならば辛いなあ。
とにかく、定年まであと少しだから出し続けようとは思っているけれど。


今日こそは余裕を持って年賀状をと思いつつ、夜になってしまった。
家にいると三食作るので、おさんどんだけで一日が終わってしまう。
飯炊きババも飽きてきた感じ。
本日は作り置きの塩豚をトマト缶を使って、圧力鍋でシチューに。
玉ねぎ人参じゃが芋花野菜エリンギ、イタリアンハーブソルト、調味料。
我ながら自画自賛、美味なり♪ 
あ、写真撮っておけば良かった。


年賀状から逃れるように、昨日図書館で入手した文庫本に入れ込んでいる。
偶然著者のサイン本で、家人単身赴任先の、この地元の人が書いたもの。
引っ越しも間近となると、土地に呼ばれているのかご縁なのか、
偶然こんな本が手に入る物なんだなあ・・・、不思議。
題名も目を引くし、何とも印象的な表紙のイラスト。
読み応えのある内容。
お勧めですよ。映画もあるらしい。

 
世界農業遺産──注目される日本の里地里山(祥伝社新書)

世界農業遺産──注目される日本の里地里山(祥伝社新書)

この土地に生まれ育った人が、
地元の人々が、親世代が、ご先祖様が、
がどんなふうに土地を愛し、大切にしてきたか、
文化の継承が高度経済成長期にどれほど急速に失われたかが、よくわかる。


今住んでいる市の歴史や民俗を辿って、
父祖の土地は異なれど農民にルーツを持つ人間の、
如何とし難い失われつつある伝統への渇望を、僅かながら共有できた。
普段住む場所の、用水路を守ってきた雑木林も切り倒されての正月を迎えた
私にも無関係ではない。

東京の里山100選

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