Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

ソフトスーツで

急な仕事のため昨夜の打ち合わせに続き、お仕事。
初めて行く土地、初めて降りる駅、スーツケース、
空はうす曇、陽は射してややムシムシする雨上がり。
昨夜の雷と雨は物凄くて、停電した所もあったよう。
良くぞパソコン電源が落ちなかったものだ。
仕事が無ければ、ゆっくり寝ていたい今日。


「五言絶句」 春暁  孟浩然

春眠不覚暁  春眠 暁を覚えず
処処聞啼鳥  処処 啼鳥を聞く
夜来風雨声  夜来 風雨の声 
花落知多少  花 落つること知りぬ多少ぞ


こんな感じかな。咲き始めたばかりだから桜は大丈夫か。
あっという間に暖かくなって、昨日今日急に咲き始めた桜。
私は晴れ女、彼女は曇り女。本日の天気はどうなることやら。


スーツケースに入れた資料が重い。
旅行でもないのに、因果なことだ・・・。
好きでやっている仕事とはいえ、体力気力が勝負。
予定よりも1ヶ月も早く変更されたとあっては、
自分の中で、少々ざわめくものがあるのは否めない。
やらない、やります、やる時、やらねば、やろう、だ。

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頼もしい現場アシスタントに感謝。
共に、自分の世界が少しずつ広がる。
同時に自分の責任も増す。場を取り仕切り、場を守る。
相手が大勢でも、少なくても、個人でも同じ。


しかし、場も生き物なので・・・。そして自分も生き物。
「ナマモノ」の感覚で、動いているので変な気分。
初めての初々しさよりも、冷静とまで行かなくても、
ヒヤリとした距離感でもって、物事を眺めている。


熱い気持ちになれないのは、どうしてかな?
ウキウキ感やわくわく感が、無い訳ではない。
やはり相手軸になりきれなくて、自分自身に対する
モニタリングの方が強いのか・・・。
醒めた気分で自分を見つめている自分。


穏やかに過ぎていく時間、童心に帰る時間、
自分を見つめることができるひととき、
ビジュアル化される自分の願望、夢、日常、未来。
1,2,3,4、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、一、二、三、四
変化の3から4、仕切り直しの3から4、
心に区切りを付ける3から4、
アラビア数字でもローマ字でも漢字でも。


心に種を蒔く季節、稲光と雷雨は教える。
嵐が常にあることを。夜明けの前に常に嵐。
華は散るもの、風は吹くもの、時は移ろうもの。
眠りから醒めるのを疎ましく思うのは、人のみ。
自分に都合の良い夢から醒めるのを惜しむのは、人のみ。


今日から新年度。昨日と違う私になれるか?
なりたいのか、なりたくないのか、なれないのか?
言霊は自分で招くもの。
毎日が同じ自分であって、違う自分。
絶えず変化していく自分。
同じ心の状態になれることなどありはしない。
常に一期一会の世界。


今日から新年度。新年と同じように、
幸くあれ。

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