Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

集う日

本日研修日。余り気は進まないが何かをしておかねばならぬ。
普段何も考えていないので、こういう集まりに出ると、
あ、そうだったか、そういう考えもあったかとか、
え、そうだったの、そんなんでいいの? など、
あたふたそれなりの刺激を得る。結果や良し悪しは別として。
誰も知っている人間のいない所で、何かしら行動、action。


7:30 『ちりとてちん』最終回を見る。
10:00〜17:00 研修。グループワークはいいが、講義は・・・?
久しぶりに見る講師に懐かしさを覚えつつ、老いを感じる。
ベテランの上手さ・そつなさと同時に、手抜きのアラも、
傲慢さ・上からものを見る態度も相変わらずだと感じる。


17:00〜18:30 天満から南森町まで散歩。deepな大阪、
天神橋筋商店街のざわめき、賑わい、人通りを眺めながら
桜ちらほらの天満宮繁盛亭を通り過ぎる。
ちりとてちん』の常打ち小屋ならぬ繁盛亭。長蛇の列。
まあ、何にしろ宜しいことで。

 
 


学ぶ者が集うからといって、志が同じなわけではない。
様々の流派にこだわっている時期が過ぎれば、
職人として、いかに的確に把握し、どう問題解決をするか、
即戦力ばかりを気にかけて毎日を過ごしてきた。
一つの事例をどの流派で捉えるか。最近そんなこと考えもせず、
適当に流していたか、そう言えば。うーん。
ユング派、ゲシュタルト派、ロジャーズ派、家族療法派、
今でも受ける分析派、経済的な短期療法派、いずれも知っておけって。
確かに、そうだが・・・。


お互い練習なので相手がやりやすいように、か。
しかし・・・、答え易いようにやり易いようにだけでは
練習にならない。試験対策にも何にも・・・。
応用を学びたいんじゃないの?
基礎の確認の時期は終わったのでは?
そもそも何の為にここに集っているわけ?
目的がはっきりしていない話す講師、
生返事、生請け合いで物事が進行している。
理論と実践は別なのよ。この集いと目的もどうやら・・・。


研修の合間、孤独な昼のイタリアンランチ。
気ままな散歩、天神橋筋商店街を端から端まで。
たまに利用していた輸入食材店が潰れ、中華料理店に。
訳のわからないほど増えている癒しの店。
マッサージ、足ツボ、タイ式○○、整体、蓬蒸し?
ディープな町、でも、10年以上とは様変わり。
久しぶりに歩き通せば、親しげな装いの見知らぬ町。

 

ちりとてちん』のお陰か、観光バスを連ねて見に来る人も。
大賑わいの週末の繁盛亭。今日は誰が掛かっているのかな。
どれどれ・・・。あ、若狭ちゃんならぬ女流も活躍してますね。
ドラマのナレーターのように子育てで一時、引退しても
再び芸の世界に戻ってこられるならばいいけれど、
全く引退だったら、キャリアって本当に虚しい。
スポットライトを人に当てるのは悪いことではない。
子育ては大事。だから・・・、私たちは仕事を捨てなくてもいいように、
子育てを何とかしようとあくせく頑張っているのに。


産んで、幸せな気持ちに浸る主人公。
されど、私たちはその先を生きている。
産んだだけでは終わりはしない。

 

19:00 娘を乗せたバスが着くはずの予定地へ。遅れている。
ここで家人と合流。駐車場探しに困った様子。
結局20時前、バス到着。声を嗄らして元気に帰ってきた娘、
リクエストで洋食屋へ。家人宅へ22時過ぎ。
再び家族は合流。1人2人3人来ました。
インディアン、嘘付かない。
かーちゃん、嘘付かない。
みんな揃ってほっとした。
今日はゆっくり休もうね。


久しぶりに、集う夜。
ゆっくりと休もう。

カウンセラーのためのアサーション (アサーション・トレーニング講座)

カウンセラーのためのアサーション (アサーション・トレーニング講座)

私はなぜカウンセラーになったのか

私はなぜカウンセラーになったのか

ケースワークの原則―援助関係を形成する技法

ケースワークの原則―援助関係を形成する技法