Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

振り返る3日目

昨夜メールボックスを開けると、入院中隣のベッドだった人が、
急に退院するとの事。5月一杯は入院と聞いていたのに、
それはそれでめでたい。少しだけでも顔を見に行かなくては。
縁あって、それほど年も離れていない小学生の子供を持つ親同士。
ちょっとしたご縁も何に繋がるかわからない。
相手の顔を見て、「退院おめでとう」を直接言いたい。
さて、本日どんなふうに予定をこなそうか。


職場復帰して、3日目の朝。仕事の事ばかりではなく、
思いがけない所で入院生活を振り返る。
時々ネットで検索してみれば、憩室炎に悪戦苦闘の記録、ブログ。
限局性腹膜炎に関しても、大腿部・臀部・膝等に
痛みが走ることもあるという記述を見つけ唖然。
実は、ずっとサインが出ていたのだ。


4月の体調不良の時期、いや、それ以前からずっとしんどかった日々。
もともと圧痛点を沢山持つ鞭打ち症の既往があるだけに、
肩凝り・背部痛・頭痛に悩むのは、哀しいかな当たり前。
でも、今回特に腰痛・膝・足先にまで来ていた痛み。
悩んでいただけに、そういう例もあるのだと知ってびっくり。


退院して約2週間。前回の入院より長い3日間、
前回の自宅療養より長い3日間は、私に少し余裕を持たせてくれる。
胃カメラを飲んだ後、1ヶ月以内に発病しているということが、
実は気掛かりなんだけれど、前回も今回も。
そんな不安がチラリと頭を掠めながら、いつものように朝が来て、
毎日が始まっていく。


年齢のせいか、昨日のお試しテニスの疲れも定かで無いまま、朝。
筋肉痛がまだ出てこない。10年以上のブランクがあったにもかかわらず、
思っていた以上に打てた心地良さの余韻が残る体のだるさ。
これはこれで気持ちのいいものだ。お腹の痛みも気にならない。
何よりも、復帰して3日目。仕事の勘が戻るのは早い。
入院中自宅療養中も書類仕事をしていたし、職場復帰直前は、
意識して人が多い場所に出てみたし。


それほど人疲れをする事もなく、ルーティンワークはサクサクと進む。
飛び入りのお客さんはあれど、それはそれで、知れている。
体を動かしたせいか、よく眠れた感じ。
復帰前・復帰直後の様に1時間置きに目が醒めるということも無い。
何よりも、仮想敵国粉砕ではないけれど、お試しテニス。
ボールを打つ、打ち返すことができるという手ごたえのある代償行為。
怒りや苛立ちという2次感情を解消するにはいいものだ。

イマージュ クラシーク~ドビュッシー

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ストレス解消

ストレス解消


職場は世界の縮図、縮尺の程度の差こそあれ世間そのもの。
一見華やかな賑わい、楽しそうな会話、和気合い合いの陰に、
醒めた眼差し、冷笑、嫉妬、羨望、こき下ろし、悪口雑言が渦巻く。
聞き流し受け流しながら、防護柵・安全ネット・サーチライト・
時には鳴子札、落とし穴? 降りかかる火の粉は払わねばならぬ。


攻撃は最大の防御と言うが、事を荒立てるのは苦手だ。
(しかし、無意識のうちに相手にボディブロー?)
退路を断たれては、万策尽き果てたになってしまう。
相手を追い詰めないように、逃げ道を用意しながら、
自分自身にとっても逃げるための時間稼ぎ? が必要。
一事が万事の備え。自分の守備範囲、ミス防止以前の部分で気を遣う。


異動で上司が変わって、職場の雰囲気は一変。かつての仲間が上司に。
今まで3、4年かかっても難しかった事が、あっという間に方向転換。
その事が今の私の立場を有利にし、別の誰かを苛立たせる結果になるのは
皮肉極まりないが、こればかりは致し方ない。殻に閉じこもって協調せずに、
一国一城の主である事に固執し続ける人は、自分だけが一番かわいい。
そして、「太陽と北風」どちらに対しても抵抗する。


無意味な緊張から、少し解き放たれて仕事ができるだけで、
心穏やかになれる。不要な緊張感を抱いたまま、仕事をするのは疲れる。
怒りは2次感情。しかし、それをどうしてぶつけてくるのかわからない、
マングースのような人の存在が、相変わらずなのが哀しい。
怒りは2次感情。その人の言動に引きずられないように接していくのが、
年相応の修行という事なのだろうか。


「感情を解放することが、自分を楽にすることだ」ということを、
誤解しているとしか思えない、言動。
相手が傷つくのを見越して、わざとそういう行為をするのか、疑問。
自傷行為の真逆を行くような、傍若無人な振る舞い。
同性、同い年、同じ世代、同じ仕事、同じ背景を持つ仲間のはずなのにと、
哀しくなってしまう。それでも、飛んでくる火の粉は払わねばならぬ。


18:20 職場を出て、音楽教室へお迎え。18:40 マックで休憩。
19:10 久しぶりに図書館へ。本の返却・予約。
19:40 病院へ。お見舞い兼挨拶。
    「久闊を叙す」というほど大袈裟なものではないが、
    共に病室で暮らした仲間というのは、妙な連帯感・親密感
    話が盛り上がる間、娘は待合で借りてきた本を読んでいた。
20:20 セルフでおかずを取れる店で夕食。
20:55 帰宅。21:00 娘は真面目に基礎英語を聞いていた。


ようやく週の前半、終了。
小雨降る、フルタイム。

ストレス解消?木漏れ日の中で

ストレス解消?木漏れ日の中で

アイソトニック・サウンド Rainbow〜虹

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