Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

少しドッキリ

新聞記事で見た薬の名前。ノイロトロピンとノイトロジン。
一瞬見間違えてどきりとした。点滴で、えーと、・・・。
いや、自分の勘違い・思い違いで良かった。
記事そのものは直接関係なかったけれど、
我が家には一大事の薬の名前と見間違えて、勝手にドッキリ。


例の無差別殺傷の事件に関する、B型肝炎の記事にもドッキリ。
いや、今すぐに検査してもと思ったり。
そんな事、気にしても。B型でなくても、・・・。
もしものために検査してね、その「もしも」が怖い。


疲れて地下鉄の駅を行ったり来たり。
地下道の売店の看板の文字。SUBSTA、
何度読んでもSUBTAと読み間違える。
そう、酢豚。なんて食い意地の張っている私。
横文字で書いているにもかかわらず、SUBUTAに見えるとは。

だまされる視覚 錯視の楽しみ方 (DOJIN選書 1)

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「まじめな親」の子育て10の思い違い―臨床心理からのアドバイス

「まじめな親」の子育て10の思い違い―臨床心理からのアドバイス


研修で、頭の上を色んな言葉が飛び交う。
未履修ですか、不認定ですか。欠単位ですか。
どのように処理すればいいのか、どこが責任を持つのか、
明文化するものなのか、内規の異なるそれぞれの内情に対して、
一律の方向付け、全く同じ条件での決定ができるのか、云々。


会議に出てくる人は背景も経験も勤務地もばらばらで、
何を今更の人もあれば、別世界での話しに付いていけない人も、
当事者として頭を抱えている人も。
こうしてみると、なかなか意味深な集まりではあるな。


「顔色が悪いよ」と言われて、どきりとする昨日今日。
思い違い、見間違い、昼食を取る時間もなく移動して、
集まってみれば、勤務地の格差に唖然とするべきなのか、
諦めるべきなのか。抱えている問題を集まって考えれば、研修。
そういう研修で、燃え尽きそうになっている現状認識だけが
進んでいるという事を、お上はどの程度意識しているのか。


色んな背景を持つ人間が集まるメリットとデメリット。
メリットを考えられるだけ歳を取ってきたという事か、
それとも、諦めが良くなってきたという事か。
腹を立てれば、自分自身の体がしんどい。
それだけが確実にわかる事。


似ているようで違うもの。
同じ立場で働いている人間だと思ったら、それは違う。
北海道で生活するのと九州で生活するのと、気温差以上に
殺伐としている職場、やりがいのある職場、
展望を分かち合う事のできる職場、潰してしまえと言いたくなる職場。


現場は様々。だから、目に見えない折の中で安穏と過ごしていれば、
見えず気付かず、知らないままでいられる。
光が強すぎて、眩しすぎて見えないものもあれば、
光が強すぎて、濃い影が落ちる。そういうことも。


似ているようで違うもの。
「ひつまぶし」が「ひまつぶし」に見えるぐらいであれば、
罪は無いのだが。

少子社会日本―もうひとつの格差のゆくえ (岩波新書)

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