Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

STI予防のために

専門外で、おまけに医療関係者でなくても、
仕事柄必要ということでこんな所まで出向くことに。
少し以前まではSTDと呼ばれていましたが、現在では
性感染症STI=Sexually Transmitted Infections)と言うそう。
でもって、同僚と一緒に出かけました。
お医者さん関係のこのビルは新しくて設備もよろしい?
私はトイレの手洗いにお湯が出るだけでも感激。
まるでホテルではありませんか?


専門外でも知識は必要なこの時代。
何でもありのジョーカーで仕事をする場合、こんな所まで?
そして、どういうわけか職場では男性は動かない。
この手の出張・研修・勉強会の案内が回って来ていても。
何故? まあ、来ないものを引っ張れない。
総合診療科、何でもアリのお医者様が慣れた口調で説明。
多くのパワーポイント。写真はやはり辛いものが・・・。


専門外でも、知っておいて損は無い知識。
娘を持っていれば尚のこと。仕事の範疇であれば尚のこと。
でも、学べば学ぶほど心は重い。軽くはならない。
知っているのは悪いことではないけれど、
受け止める側、相談を受ける側、説明をする側であり続けるのは
「なかなかなもの」があるなあ・・・。


今の私は、転がっているだけの専門外の雪玉。
雪ダルマ式に何を肥え太らせているのだか・・・。
どこに行き着くのか、今ひとつイメージが湧かない。
いいように使い回しされているだけではないか、
これが今のポジションなんだろうかと鬱々することも。
そんな中で専門家に混じって研修を受けるのは、
話を聞くだけだといっても、それなりに疲れる部分も。


職場では、必要だけれどこの話題には触れたくない。
そういう人も多いから。全く丸投げで、
専門家に任せれば、外部から誰かを招けば済むでしょうと、
関わらないで済まそうとする人が多いから。
でも、与えられたチャンスは有効に使わなくては。

今若者が危ない性感染症―青少年のための性感染症の基礎知識

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21世紀の予防医学・公衆衛生

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今年は市営地下鉄にもHIV・AIDS予防のポスターを見ない。
昨年は色んな言葉掛けを見たと思うのに、今年は余り見ない。
安穏と構えているのは日本だけのような印象を受ける。
教育と国策が予防医学の面では重要だと聞かされるが、
教育場面は性教育は軽視しながら、病気だけを予防したがる。
肝炎のワクチン、はしかの予防接種、日本は後進国
病気に関しては輸出国と、以前から言われていたことが繰り返される。


お説ごもっとも。でもね、どうすれば。
日本脳炎だって、今では摂取できないままで、娘。
年齢を限ってはしかの予防接種を援助。
学齢期であれば、在籍していれば援助? 高校生に?
高校生じゃない18歳は? 親が予防接種は危険だと思っている家は?
お金が掛かるから抗体検査はしないという家はいっぱい。
子どもが掛かる病気だから、掛かっても大丈夫だと。


STIでなくても、注射が嫌だ面倒だ、どうせ小さいうちに掛かる、
そんなふうに考えている親や大人はまだまだ沢山いる。
お産だって定期健診が必要なのに、そのお金を使わずに、
飛び込みで、救急車をタクシー代わりにする人がいる。
現場には携帯代を稼いでも、医療費に、ましてや予防に使うなど、
全く考えないで軽く見ている人間はごまんといる。


教育の現場で知識を与えても、一方通行でなかなか届かない。
親の世代も、子ども世代も。どちらもワーキングプア一直線。
インターネットは便利だが、携帯と同じように遊びにしか使わない。
ネットショッピング・オークションだけに使う。
リテラシーの部分では、ハイテク機器を使いこなしているようで
実際は使っている錯覚、踊らされているだけ。
情報の取捨選択を行えないまま、流されている部分が大きい。


だからフォビアも増える。色んな不安神経症と同じ。
○○だからうつったかも。××で、うつされたかも。
何でもないことで、ぬぐってもぬぐっても消えない不安と妄想。
この手の病気のフォビアには、教師と医者と税理士が多いみたいと、
講師が話すと笑いが起こったのは、思い当たることがあるから?


同僚と一緒に出張が今週は2回。これは、私には辛い。
思い話や疲れる話のときは、1人になる時間が欲しい。
1人で食事をしたい。1人でお茶を飲みたい。
距離を取りたい。静かに反芻したい。
1人で駅に向かいたい。それでなくても寄り道したい人。
少し気分転換をしないと、今日はボランティアの日。
人といると、かえって疲れてしまう私。
なのに、先に帰ってくださいと言えない私。


確かに出張・研修・勉強会に一緒に行く人間がいるのは心強い。
でも、気忙しい今週の予定。落ち着かない今週。
早く週末になって欲しい。ばたばた仕事をしなくてもいい。
何だかねじを巻かれ過ぎて、調子が狂っている今週。
どうにもこうにも、地に足が着かない。足が地に着かない。
自分が自分ではないかのようで。
・・・やっと「週半ば」が終わる。

ワーク・コミットメントとストレスに関する研究

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