減ったものは?
筋トレ30分、週に3回。約1ヶ月経った。
予約を入れて、大枚はたいて横に人が付いているのでサボれない。
病院での積極的支援、メールで応援、アドバイス。
全く何の役にも立たない。嘘もつけるし測定はいい加減になる。
しかし、毎回機械で体脂肪体重血圧と計測した上で、フォームまで矯正されながら、
運動する僅か30分で・・・体重は減った。1ヶ月で2.5kg。
これをどう見るか。
本来ならばダイエット食を食べて、カロリー制限を厳しくして、
1日に水を2リットル飲まなくてはならないのだが、
さっぱりも守れていない。それでも、2.5キロも減ったのだから、
真面目に釈迦リキに取り組んでいる人は、どれだけ痩せるのだろう。
何しろメタボで脂肪の海を腹に抱えている人間だから、
服薬と通院の苛々とうんざりよりも、
割高だが精神衛生上ハイになれる方法を選んだのだが・・・。
減ったものは? どうやら計測していくと、
体脂肪が1.5㎏、筋肉が1kg減っている計算になるらしい。
え? ダイエットする為には運動が必要。
食事制限だけでは駄目なので、まず、脂肪を減らして、筋肉を増やして、
それから有酸素運動を増やして燃えやすい身体、エネルギーを消費しやすい体を作り、
体力を付けてから、運動に取り組めるようにしましょうねって・・・。
体脂肪も減ったけれど、筋肉も減ってるんじゃ駄目じゃん。
え? 体重が減る時には筋肉が減るのは仕方がないって?
それは聞いてなかった・・・。というか、理解していなかった。
体脂肪だけが減っていくのかと思っていたのに。
というか、これだけ筋トレしているんだから、筋肉がもっと増えるかと思ったのに。
予想よりも体重は落ちたと思っていたけれど、晩御飯前だからこの体重なのかも。
ぬか喜びはしたくない。
ほんのちょっと食べたらリバウンドだよね。
オリーブも食べず、チーズもつままず、晩酌もしない。
週に3回の筋トレ。足が痛くて走れないから、ウォーキングもランニングも、
ステップマシンも出来ない。かろうじて背もたれのある自転車は漕げるけれど。
プールでの水中歩行は可能だけれど、今現在、体力的にプールはしんどい。
それくらい、連休中の直射日光は普段ビルの中で生活する体にはこたえた。
ああ、不健全で不健康な環境に適応している不健全で不健康な私。
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2.5㎏。ダンベルで持ったら結構重いよ。
筋トレの時は、両手に3㎏ずつ持つ。
もうハードハード。タプタプの腕の脂肪が揺れる揺れる。
自慢じゃないけれど、筋肉ってすじ肉のこと? っていうくらい、
私の体は子どもの頃から硬い。前屈もいつもマイナス。
なのに、筋トレで筋肉が増えるのだろうか。
あと1ヶ月、とりあえず続けてみようとは思うけれど・・・。
お金の力って偉大だよね。払ってしまえばやるっきゃない。
「がんばっていきまっしょい!」の世界にのめりこまないと、
自分がしんどくなる一方だから、やるっきゃない。
幸いコーチは商売柄、理解もあってよいしょも上手だから、
何とか今まで持っているけれど・・・。
それにスポーツクラブで汗を流す時間にも、余裕にも限度がある。
何しろ足底筋膜炎の足では有酸素運動は、全く無理。
走ったり跳んだり、踏み台昇降をしながらエアロビクス、無理。
かなりのおばちゃんおばあちゃんも果敢にフロアレッスンに入っているけれど、
筋トレ中の私はハードな運動は止められている。
筋肉を必要以上に疲労させてはいけないんだそう。
軟弱な私の体にとってはありがたいけれど、いつになったら目標達成か・・・。
それに減ったのは体重、体脂肪+筋肉だけではない。
羞恥心も減ったような気がする。
だって、学生時代の更衣室以来、
いや、はっきり言って大衆浴場銭湯並みに、裸を沢山見ている。
着替えないとトレーニングできないし。
みんな水着だったりトレーニングウェアだったり。
そして、お風呂に入ってさっぱりして帰っていくし。
恥ずかしがっていたら着替えも入浴もできないのだけれど、
今時の家族風呂・家風呂で育った人には、なかなか抵抗があるのでは。
でも、大きいお風呂は気持ちがいいし、露天風呂も捨てたもんではない。
サウナを利用することはないけれど、
上等のコンディショナーやシャンプーがあれば、
もっともっと楽しいバスタイム。(持参すればいいだけか)
お風呂屋さんに来ていると思えばいいのか・・・。
そんな感じで、体重よりも羞恥心の方が先に消えていくような。
それって本末転倒。体脂肪を落としたいのに。
内臓脂肪にさよならしたいのに。
余分三きょうだい(塩分・脂肪・糖分)とおさらばしたいのに。
何だか今一つのまま、折り返し地点に立たされている。
これから1ヶ月、果たして?
とにかくわかったこと。一人では運動は続かない。
これは確か。僅か30分という短時間でも。
なんとなれば、サボってしまう自分を支えるのは、
病院の積極的支援のメールではない。
実際の人間、一ほめ二ほめの言葉がけ、例え営業スマイルでも笑顔、
おだてられていると分かっていても、それで何とか頑張れる「よいしょ」。
人間ってこんなもんだと、皐月の連休明けの月曜日。
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