陰陽師
懐かしい陰陽師。どうして今頃BSで?
え、もちろん持っていますよ、原作ではなくて岡野玲子の漫画の方を。
この夏京都に出張、自主研修がてら清明神社にお参りしてきたしね。
(→http://d.hatena.ne.jp/neimu/20100809/1282237714)
強烈なファンやマニアということではないけれど、やはりこの手の話、
この手の分野、話題は昔からお気に入りの範疇内。
陰陽師。占いに凝る人間ではないけれど、伝説の多いなぞの人物、
どうしても気になる存在ではありませんか。
- 作者: 岡野玲子
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大阪には安倍清明の母が住んでいたという場所がある。
それも信太の森の伝説として、狐の母から生まれた清明伝説として、
貴種の稀なる生誕伝説と相まって、昔ながらの悲恋の定型、
「見るなの掟」と共に様々な尾ひれの付いたいわくありげな人物、
清明に興味を持たない文学少女(もどき)は少ないはず。
敵役の真田博之もハンサムだとは思うけれど、
確かに平安貴族的な雰囲気を醸し出す陰陽師をやらせたら、
さすが野村萬斎うまいわー。これが伝統文化の下地を持つ人間の、
磨かれた所作振る舞い雰囲気というものなのか、
「日本語であそぼ」で一世を風靡した狂言文化の伝統が、
話そのものは和風オカルトの映画の中にあって、凛として涼しげ。
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仕事がハードな分、たまにこういう映画を観ると、
(以前にも一度観ている筈なんだけれど)頭がボーっとして、
ほぐれるわー。緊張を必要以上に要するでなし、
ファンタジーなオカルト、古典ドラマのようであって、
ラブロマンスもあって、伝説で味付けした真田博之と野村萬斎、
両雄の揃い踏みに絡んでいるその他の俳優が、もう一つだけれど。
おまけに映画の演出ときたら、『ハムナプトラ』じゃあるまいし、
色んな特殊効果のあちらこちらに笑える部分があって、
突っ込みどころ満載なんだけれど、まあいいや、
こういう風に気分転換しないと、昼間の仕事のイライラが抜けない。
別世界別世界、BS映画の時間は気分転換の別世界。
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