でこぼこの勢い

月半ばも過ぎ仕事の山場が迫ってきた。
今日明日を乗り切ると一段落。次の山が見えて来ているが、
暑さ寒さも彼岸まで、仕事の辛さもそこで一段落。
ドップラー効果と同じで、近付いてくる時はプレッシャーも大きく、
終わってしまえば、「なんくるないさあ」に近いものがある。
いや、単に単純なだけ。
「のど元過ぎれば熱さ忘れる」タイプなのだと指摘されたら、
否定できない自分が哀しい。

とはいえ、まだ何もかもが済んでいるわけではない。
どうにかこうにか、超えなければならない山々、
思いがけないことが多いから、少々のことは気にしない・・・。
（正直気にしたくない）
仕事に関しては、本当に、いやもう。

けれどもどういう訳か、しんどい時に限って助っ人や、
良かったと思えることがあって、偶然とはいえ、
何かの加護を感じるような、有り難い思いにひたることも。
仕事上、あちらこちらに出向いた今日、
職場にいる人間の新たな側面、その違いを見つけて嬉しくなった日。
新しい発見が、些細な小さなものであっても、世界は違って見える。

大丈夫だよお母さん―子どもと読める!お母さんの励まし本

心を満たすクラシック 10癒しのノクターン BESTHEARTFUL CLASSICS (10) NOCTURNE

不思議なもので忙しくて家の中はひっくり返っているのだけれど、
有り難いことに気にする娘には育たなかった。
ああ、片付いているという家の概念を持たないまま、
娘を育ててしまったなと思いつつ、
かーちゃんの帰りが遅かろうと自分のペースで暮らす娘は頼もしい。
同様に、大変であれば大変である程、職場で発見する新しい側面、
嬉しい出来事、そう、サプライズなご褒美に近い、
非日常的な出来事もあり、毎日はこのような些細な！？に
支えられているんだなと実感。

日常生活は、シンプルな用で複雑。複雑なようでシンプル。
そういう螺旋の中を、自分を励ましてくれるポンプのようなものが、
いや、シーソーかな？　とにかく捨てる神あれは拾う神ありの世界。
ある時は背中を押し、ある時は手を引っ張りしながら、
山場を乗り越える力を教えてくれているようだ。
さあ、頑張れ頑張れ、私。でこぼこの坂道が勢いを与えてくれる。
ここまですればもうおしまい、には出来ないことばかり。
「まだまだ続く」で終わりがないのだから。

それは時にあなたを励まし、時に支えとなるもの

愛と励ましの言葉366日 (PHP文庫)