転勤初日

桜が綺麗。何だかふわふわする気分。
生まれて初めての場所。初めての光景。
やたらテンションの高い、早口の人々。
物凄いスピードで物事が動いている感じ。

おおお？　高校の時の同窓生、同級生が一緒。
えええ？　転勤者で最年長が私、私たち？
何だかショック。
知った顔もちらほら、けれども、みんな年を取って。
若い、若いふり？

ある意味恵まれた職場、なのかも知れないが、
それは個々人が最大限というか、
サービス残業の賜物で成り立っているということを、
知りすぎているほど知っているだけに、複雑な気分。
桜は美しい。今年の桜は余りにも早く咲きすぎて、美しい。
満開。満開過ぎる。

それにしても平均年齢の高い職場。そしてこのテンション。
何だか嬉しいような哀しいような。
今日から定年まで（おそらく）ここに巻き込まれて生きていく訳か。
自分にはやりたいことがある。それを見失わないように、
実現させるために、まずは今日から第一歩。

あなたは最初の100日間に何をすべきか―成功するリーダー、マネジャーの鉄則

桜のいのち庭のこころ