長月朔日
最近漫画ばかり読んでいる自分の読書。
気分転換にかこつけて仕事から逃げているのか、
専門書読めよと、心のどこかで苛ついているもう一人の自分。
家族で過ごした3年前の琵琶湖の夏が思い出される。
そうだ、もう夏は過ぎ去ってしまった。
小難しい本をガツガツ読める気力体力のあった人生の夏が・・・。
(2015 9/18)
読めるような気がしていた。もっともっと、専門的な本を。
読めるような錯覚に陥っていた?
転勤すれば、環境が変われば、もっと小難しい本を。
話せる人が見つかるかもしれないと、
「読書」を話題にできるのではないかと。
でも、それは束の間の夢であったらしく、
親しく楽しく、本を話題にするという雰囲気もなく。
風だけが季節を、カレンダー上で新しくする。
まだまだ残暑厳しき折を、秋だと思い込ませようとする。
読めるということ、今から、これから、新しい世界が
いくつもいくつも繰り広げられるということ。
天高く馬肥ゆる秋、さて、私の目の前にぶら下げる人参は?
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