逆切れの朝

情けないかーちゃんの、土曜日でございます。

そう、朝、目覚めたら、朝ではなかった。
朝の、というか、昼の11時40分。
昨日の昼間は殆ど外回り。午前中は寒く午後は暑い。
その後、市内まで出て19時から久々に心理学のお勉強。
真夜中に帰宅し、娘の食べ残しで夕食、メールをチェック。
入浴を済ませれば、夜中の3時半。
しかし、これは日常生活珍しいことではない。
珍しくなかったというべきか・・・。
過覚醒の人間としては。

しかし、頚動脈エコー以来エパデールS600と同時に、
飲むように渡された補中益気湯と加味帰脾湯。
2週間ほど経ってから、その効果のせいかどうか、
恐ろしいほどの眠気を感じるようになった。
何と、22時を過ぎると眠くなる！
体が疲れているのが実感できるのは、ありがた迷惑。
いや、有難迷惑とも言うべき状態で、
睡眠時間を取らされていた、5月。
（寝たら血管が細くなるのかという、不遜な気持ち、
　無いでもない）

だから、薬を飲まずに夜の勉強会に備えた。
つもりだったが･･･甘かった。
1ヶ月ぐらい飲み続けている薬は、過覚醒の私の
生活リズムを元に戻し、更年期症状を和らげ、
ストレスを軽減し、からだの負担を減らすため
睡眠時間を確保する補助だ。

有難いことに、初めて飲む漢方薬はよく効いて
夜、眠りたくなくても眠くなる。
優先順位が体調を整えることだとはわかっているが、
精神的な安定感が、単純に睡眠時間で解消されるとは
思えないが、まあ、体にとってはいいのかもしれない。
しかし、血の巡りが良くなったのか？　増えた発汗、
腹部、胃腸の不快感の副作用も半端ではない。
しかし･･･、昼まで寝倒すのは論外。

漢方薬の効き目は、1日2日飲まない位では消えない？
朝の3時4時に寝て7時に起きるのは珍しく無い。
不規則な生活のお陰で、確保できていた読書時間。
自由時間を削る苛々の中で、確保されていた睡眠。
体は横になりたがる。目覚めれば、朝ではなくて昼！？
いくら休日で寝坊しても８時前には起きたい。

7時間も寝てた？　「あんびりーばぶる」なぁ･･･。
何がうれしゅうて、寝ないといけない？
寝たら何もできなくなる。家事一切も、他の事も。
何かをしようと思ったら、睡眠時間を犠牲にしなければ
回らないのに・・・。（おいおい、健康は？）

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誰も起こしてくれない？　家人との待ち合わせは12時。
当然間に合わない。本日の勉強会は14時。
これも間に合うかどうかわからない。
何よりも、娘は何をしている？　
今日の予定はわかっているはずなのに？

おかーさん、まだ起きないの？　とか、
おなかすいたとか、気分悪いのとか？
おかーさんは、心配じゃないの？
おかーさんが、心臓発作で突然死していたらどーする？
おかーさんが、ずっと寝ていて起きなかったらどーするつもり？
おかーさんと、今日どこへ出かけるかわかっているでしょ？
どーして、起こしてくれないの？
（おいおい、どっちが親だよ）

「だって、おかーさん、夜中3時過ぎに寝てたし・・・」
･･･完全に逆切れのかーちゃん。とりあえず、
いや、とるものもとりあえず、家人に電話。
時間には律儀な彼は、既に待ち合わせ場所で待機。
「・・・ごめん、今、起きた・・・」
なんともはや、申し訳ない。我ながら情けない。

で、よりにもよって今日の勉強会はabuse。
ああ･･･。
情けないかーちゃんは、余計落ち込みました。
本日の逆切れ、朝起きて自分でご飯食べて、
｢殺虫剤の秘密」を読んで、自由な朝を満喫していた
娘にとっては、とんだ災難だったことでしょう。
しかし、ほどよい時間にかーちゃんを起こすほど、
気が利かなかった（思い至らなくて当然か）ようで、
自分のランチと午後の遊び時間まで
消える運命になるとは思わなかったみたい･･･。

家人とのんびり優雅なブランチは消えて、
かーちゃんができない家事は、２人にのしかかり、
夜の万博公園の蛍狩りは、付近の渋滞と交通事故で
お流れとなり、今日わざわざ合流した意味も半減。
かーちゃんは、ローソンのアイスに走り、
娘は｢金田一少年の事件簿」の漫画に。
家人は懸命にも火に油を注ぐことを避けて、
ノーコメント。
なんともはや、ぼろぼろの土曜の夜。

私のせいですかね。
ああ、私のせいなんでしょうね。
不徳の致すところ、逆切れの一日。

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