1学期終業式は休校

嘘でしょう、終業式が台風で流れたなんて。
7月だよ、これから夏休みが始まるって時だよ。
信じられない、大阪、雨降っていないよ。
曇っているだけで、風もないよ。
(大阪といっても、私が住んでいる所だけれど）
終業式しないの？　本当にしないの？　
どうみても、暴風警報が出ていることが信じられない。ごくごく普通の天気。
ええええ、寝くたれている娘を残して出勤しましたとも。
大人には、仕事には台風関係ないのよ。でもって、10時過ぎに解除。
7時までに解除して欲しかった。終業式して欲しかった。
娘の、小学校最後の1学期の終業式が台風で無くなるとは。

もっとも、既に昨日のうちに通知表は貰って来ているけれど。
用意周到な小学校は児童の安全を第一に考えて、
昨日のうちに校長先生のお話までして、
終業式もどきを済ませて宿題も通知表も配布済み。
だから、親としては文句はないが、何だかすっきりしない・・・。
普通、1日台風で潰れたら授業日数を確保しなくてはならないはず。
どうするつもりだ？
職場の同僚に聞くと、隣の市でも小学校は昨日のうちに終業式。
中学校は違うよう。同じ義務教育なのに、ね。

それはともかく、拍子抜けの台風。
台風が来たという実感もなく、この地域。
ある意味、平穏なのが申し訳ないくらい。
おまけに午後から晴れてきた。普通に。
別に台風が去ったから晴れ渡ったということもなく、
普通の曇天から晴れ間が広がった感。
大型台風との肝いりでやって来たのに、我が地域では何のことはない。
昭和一桁人間の老父は、寝間にも台所にも懐中電灯常備。
準備怠りなく、用意万端・・・・。
（後で気づいたらと台風の影響なのか、教育テレビが映らない。
他のデジタル番組は映っているのに、何でだ？）

こんな風に一日が終わっていいのか。
この周辺は殆ど災害が少なくて良かったが、
記録的な大雨の高知、馬路村の特産品、ゆず関連商品は無事？
等と思いが及ぶ。おいおい、人よりも、特産品か？　
それはともかく、TV画面豪雨・濁流の模様が信じられない。
徳島に上陸と騒がれ警戒したものの、大阪は全く雨が降らず、
昨夕風が少々出ていた程度で終わってしまった。
この小さな島国で、この差。

吉野・川上の源流史?伊勢湾台風が直撃した村

忘れない 伊勢湾台風50年

災害は直接被害を被らない地域・人からすると、
他の地域の惨状との余りのギャップ。
現実味を帯びないという、その部分が哀しい。
災害に限らず、何事においてもそれが当たり前とはいえ。
人の死も怪我も病気も自分事にならない限り、現実味を帯びない。
それが当たり前、わかっていてもため息が出てしまう。

とりあえず、娘の小学校が一日早く終わったのは、
それはそれで正解だったかも。遅れて後悔する判断よりも、
前もって余裕を持って正しく行動できる方がいいのだから。
しかし、今年と昨年の担任の先生、どちらも夏休みが新婚旅行。
早く職場を離れて気持ちを切り替えたいだろうから、
そういう意味でも台風の終業式なしの7月20日は良かったのかも、ね。

夏本番、そんなふうに言われても仕事人間の毎日には変わりはない。
ただ、例年とは違う仕事は久しぶりに入る予定なので、
少々心して段取りしなくては。
娘の小学校生活最後の夏休み、何が出来るだろう。
何をしてあげられるだろう。どこに一緒に行けるだろう。
そんなことを考えながら、夏の予定表を見る。
びっしり出張予定。これ、ルーティンワークの方がましじゃない？
夏休みなんて、子供と学生のもの。望むのが間違い・・・。

そんなこんな、台風一過の今日。
鳴り物入りでやって来て、この地域では前評判だけの大型台風。
これが夏の予定まで吹き飛ばすほどではなかったことに、
被害もなく恵まれていたことに、感謝しなければならないのだろう。

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