デジタルノイズ発生

台風12号の影響が今週ずっと続いていて天気がおかしい。
で、雨が思いっきり降るかと思えば降らない。
風が強いだけでと思いきや、それほどの風でもない中途半端な感じ。
子供の頃の台風、あっという間にやってきて去っていく、
そういう台風ではないようだ。
どうしても台風というと、停電、ろうそく、そんな思い出が蘇る。
子供の頃の台風は親が玄関の戸を板で打ちつけて、
庭の植木鉢をあらかじめ横に倒して、雨戸をしっかり閉めて釘付け。
そんな用意が当たり前だったのに、今や、のろのろ台風が、
大阪にやって来るのを待ちつつ、平常通りというのが不思議。

近隣の県では大雨で被害が広がっているというのに、
台風は思いのほか広い範囲に雨をもたらしているというのに、
わが居住地、今の所それほどの実害が無いのが実情。
運がいいというか、大阪でも有数の雨が少ない地域に住んでいるせい？
そんな風に思っていたら、予約している録画、それも衛星放送が映っていない。
ブルーレイのTVに何が起こったのか？
録画そのものがされていない？　細切れに録画されているものも。

・・・デジタルノイズの入った画面のオンパレード。
アナログの時、風雨の強い日には衛星放送は映りが悪かった。
風でアンテナが揺れるから、パラボラアンテナは天気に影響されるから、
確かそんなことを聞いていたけれど、滅多に録画などしなかったから、
気にも掛けずやって来た。何しろTV録画など余りしないし、
TVが見られる時間は限られているし・・・。

娘が様々な番組を予約するようになった、ブルーレイTV。
お陰で夜中のアニメがどんどん増えていく。
自分が知らない間に娘の興味関心はどんどん変わる。
気が付けば、かーちゃんのいない間、TVが子守している。
なのに、娘が悲嘆にくれたのはそのTVが台風で役に立たなかったから。
デジタルノイズの嵐が、画面を細切れにし、録画そのものを止め、
予定していた楽しみが奪われ、予約録画の意味を失くしていた。

地デジとは異なり、古いパラボラアンテナは予想以上に性能が落ち、
せっかくのブルーレイが宝の持ち腐れと化すほどに、
ノイズばかりを拾い、最終的には受信不可、録画不可能になったよう。
まあ、娘よ。拾ったのがノイズだけでよかったよ。
怪我でも病気でもなく、自然災害の回避不可の災難でもない。
アニメ画面がちらつく程度、いつか何処かで見られるはずの場面。
二度と元に戻らない、そういうものではないからね。

「２３５５が土曜日をお知らせします。」
これはBSじゃないから観られるよ。Eテレで。