Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

シェムリアップの朝食と散歩

熟睡できず6時半(それでも日本時間8時半)に起床、
部屋の窓からは掃除を始めたプールが眼下に見える。
雨期で曇り空の下、それでもプール掃除は毎日なのかな。


      

      

      


カンボジアでの初めての朝、朝食バイキング。
野菜や果物たっぷりのヘルシーな朝食。
タイ料理屋ベトナム料理が好きな私たちには、違和感はない。
というか、中国粥も欧米風の朝食も置いてあり、贅沢そのもの。
ただ野菜や果物の切り方がちょっと変わっていた。


      

      

      


朝から元気に食欲もりもり。まずは新鮮野菜から。
そう、お粥は見た目ほどお腹にたまらない、胃に優しい食事。
早めに来たと思ったのに部屋は外国人客で溢れかえっている。
どうしてみんなそんなに早起きなの?
ケマル・アンコールホテル、つまり、クメール・アンコールホテル。
何故か、思ったよりも日本人観光客は居ない。


      

      

      


日本では考えられないほどゆっくりと贅沢な食事をとり、珈琲を飲む。
そして、プール界隈をぐるりと一回り。リゾートホテルの造り。
夕べ雨の中出向いたクメール式マッサージのスパのある建物。
緑溢れる花壇では大きな蛙の恋人達が。
あちらこちらに小さな祠。花とお線香を供えて・・・。
こんな所もバリ島に似ている。というか、アジアなんだと感じる。


            

            

       


腹ごなしに朝の散歩。日本ではこんな悠長なこと出来やしない。
しかしホテルの敷地を一歩出てメインストリートの道を歩き、
横道を振り返ると昔懐かしい土の道、舗装なし。
デコボコだらけの雨水のたまっている道を、通勤通学の人々が
ものともせず自転車やオートバイで通っていく。


           

           

      


自分が子供の時もこんな感じの道が当たり前だった。
道は狭く細く小さく、車が来ると危険だった。
裸足でつっかけ、ぼろぼろの運動靴で、泥水に汚れながら、
長靴を履いて歩き回っていたはずの昔の時代が蘇る。
店は小さく、駄菓子やを少しばかり大きくしたような感じ。
「しもたや」の雰囲気とでも言おうか。


            

            

       


そうそう、野良犬も当たり前の様にうろついていたのに最近は見ない。
久しぶりに見るカンボジアの野良犬に、物凄い懐かしさ。
人々は痩せていて小柄。後から知ったが学校が足りなくて、
朝は7時から始まって昼まで。次のクラスが昼から夕方まで。
二部星の入れ替えで授業が行われているんだそう。
日本食レストランの看板も見えるが、韓国語の看板も多い。


            

            

            

      


農業が主力の国。
サービス業に従事する人々は景気街のだろうか。
世界遺産目当ての観光客が沢山来るので、建設ラッシュのシェムリアップ
私の目には、昔懐かしい景色、
高度経済成長期の日本の田舎のように見える。
臨海工業地帯の埋め立て工事中、
ぬかるんだ道路に長靴を取られながら小学校に通った、
半世紀近い昔のことを思い出させる風景。


            

            

      


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