Festina Lente2

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期待はずれの休日

本来ならば紀元節の本日、娘とバイキングモーニング
モーニングバイキングだっけ? に行くはずだったのに、
例によって例の如く、起こせど起きぬ娘のため叶わず。
娘が見つけてきたバイキング、モーニングのバイキングって何?
1度消費税が上がる前に試してみるか? という予定だったのに。


これ以上食べてばかりいてどうする? と言われそうだが、
食べる話題だと、機嫌良のいい娘なのだ。
「給食を残すなんて信じられない」と元気に食べているらしいから。
勉強や学校の話題が少ないのに、給食メニューだとニコニコ話す。
・・・育て方を間違ってしまったのか。
そういう話題、進学に関係のない当たり障りのない話題だけが、
現在接点になっているんだろうか、と心淋しいのだが。


夜は夜で、がっくり来た出来事。
買物に出かけ、これからの数日分の献立を考え買ってきたのに、
想定外のおかずを老母に作られてしまい。
軽い認知症が入っているので、普段は料理などしないのに、
時々スイッチが入ったように、料理をする。
成功して普通に食べられる時もあるが、
????な時も多い。


田舎の習慣なのか、もてなすつもりなのか。
目を離した隙に、全ての食材を使い切ってしまおうとする。
(例えば肉を焼いて、その上、冷凍餃子も焼いて並べるとか)
茶碗もあるだけ全部並べようとしたり、野菜も全部切ってしまったりとか。
用途を無視して切り刻まれている食材を見ると、愕然とすることにも慣れたが、
仕事に追われて週末や休日に料理が楽しみな私にとっては痛い。


役に立ちたい、何かしたいと思ってくれているのだろうけれど。
昔食べることが出来た懐かしい味ではなく、
冷蔵庫の中を空にする勢いで脈絡無いものが並ぶ、
その様子に愕然とさせられてしまう。
「何でもあるから、ある物を食べろ」と言われるのは、とても嫌。


老親にしてみれば、それが贅沢だった時代に育ったから、
その頭で全て並べること、冷蔵庫に詰め込んだり(冷えなくなる)
ありったけテーブルの上に出しっぱなしにすることが、
最良の感覚として残っているのかも知れないが、
少しずつ壊れている事に直面する日々は、哀しい。


気持ちは嬉しいが、小さな親切余計なお世話。
ああ、持ち帰り仕事もはかどらない。
残念で、憂鬱な休日、紀元節になってしまった。

高齢者のためのクイックメニュー―これしかないとき!いまある材料でくふうする (ホームヘルパーお料理サポートシリーズ)

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