Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

そう思っていたわけ?

フルタイムでお仕事です。当たり前ですが。
でも、夜の7時から歓送迎会だったので、車を置きに帰宅。
娘の落っことした、図書館カードの所在探しに時間を取り、
着替える間も有らばこその、砕けた格好で外出。
終点のホテルは、バブル崩壊後に身売りしたウワモノ。
この業界ではよく使われる、勝手知ったる?ホテルです。


高層ビルからの夜景は見晴らしがいいけれど、
仕事での宴会は、半ば義務的なのが辛い。
今回は、豪華な席だよと幹事が宣言したものの、
料理は20代の新任・常勤が、いちいち訊きに来るほど変な味。
そう、哀しいことに驚くほど不味いコース・・・。


転勤された面子を眺めては、解体されたチーム、
手放さざるを得なかった腹心の部下、
とうとう顔を見せてくれなかった、語学の達人の先輩、
通り一遍の挨拶では済ますことのできない、
複雑な思いが行き来する。
職場は落ち着いてきているはずなのに、
精神的にも体力的にもジリ貧になっていく、この感覚。

リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間

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サービスの底力!―「顧客満足度日本一」ホンダクリオ新神奈川が実践していること

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定年を過ぎて数年、嘱託で来られていた大先輩が、
とうとう悠々自適になられるということで、
会も終わる頃やっと挨拶することができた。
この方も一太郎派なので、私のパソコンにとっては強い味方。
ワードでサポートに入ることが殆どでも、
自分の書類に関しては、一太郎派の私。
(その方が断然早く書類ができるのだ・・・)
3年間、一緒に仕事をさせて頂いたのだが。
したたかに酔われた先輩のお言葉は、


neimuさん、あんた、体は大丈夫か。
真面目に仕事しすぎるからや。正直に仕事しすぎる。
そんな仕事の仕方をしていたら、もたへん。
加減はいい加減や。
真面目で一生懸命やっているのはいいが、
それで助かる奴・感謝している奴もいるが、
そうじゃない奴も居ることは居るんや。
まあ、それが自分の生き方やと貫きたいんやったら
ええけどなあ。


正直、この年になってから、まだ言われるかと
びっくり半分、がっくり半分。
先輩、私のことをそんな風に思っていたわけですか?
そんな風に見ていたんですか?
最後の最後にこんなお言葉を頂くとは。
というか、こんな風に言われてしまうとは、ね。
びっくり半分、がっくり半分。


転勤してから足掛け4年目。やっと作り上げてきたものを、
ウワモノさらわれた形で取り上げられ、
また新しい部署で、誰も引き受けない部署で、
胃の痛くなるような出張を引き受けながら、
何が本職かわからない仕事をしながら、
何が専門なのか判らない仕事をしながら、
良くも悪くも「何でも屋」と言われながら、
新年度の仕事をどうにかこなしてきて、1ヵ月半。


頂けたお言葉は、ご心配からの言葉だと受け取ります。
でも、びっくり半分、がっくり半分。
がっくりの方が大きいかな。
ますます、今まで以上にウツになりそうです。
仕事に出かけ行くのは、抜け殻で、
終わってしまいそう。


転勤してきて丸3年、こんなに荒れていて、
みんな、仕事をしていない職場は初めてだと、
そして、一から立ち上げてきて、
やっと普通に回りだしてきたと思っていた、
色々あったけれど、やっと形になってきたと思っていた。
でも、去っていく先輩からは、そんな風に思われていた。


さすがに、落ち込んだ。
持ち玉の少ない、隠し玉も持たない、
人脈も権力も持たない、自前の頭のみ。
今、ここでしていることは、結局は、
「浅薄進行会」の泥舟を漕いでいるのだと、
どうせ沈むから、この舟を真面目に漕ぐなと、
ここで定年を迎える羽目になってしまったあなたが、
私に残す言葉は、そういうことですか?
そういうことだったのですか?

図解わかる 会社をやめるときの手続きのすべて〈2007‐2008年版〉

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