Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

休憩はチュニジア料理

ちょっと微熱の出た娘、でもやっぱり夜更かしさん。
かーちゃんは、「白桃とコエンザイムQ10 のお酒」ソーダ割りで
くつろいでいます。土曜の夜はこうでなくっちゃ?


7:30 起床。のんびり朝食。即席ポトフ風味のスープ。
    たまにはデニッシュ類で。オレンジティー
    デザートはマンゴー缶にヨーグルト。
8:15 思わず「どんど晴れ」を見てしまう。娘には不評のドラマ。
    「風のハルカ」の方が良かったとのこと。
    かーちゃんは「芋たこなんきん」が良かったです。
9:00 洗濯物干して、9:50 研修に出発。


本日のキーワード「不一致」何に焦点を当てて分析するか。
常に人間の行動は不一致に満ち満ちている。
愛していると言いながら、苛めちゃうし。
痩せたいのと言いながら、食べ過ぎちゃうし。
条件付きのダブルバインドで生活はがんじがらめ。


久しぶりのロールプレイは、クライエント役で。
自我のやや未成熟な、コミュニケーション力に欠けた、
職場いじめで辞めてしまい、現在フリーター。
親は就職しろとうるさい。フリーターか就職か、
さてさてさて。何だかよくありそうな問題ですね。


昼間から雷雨、何故か今日の研修はあっさりだったなあ。
毎回書いているアンケートも無かったし。
止んでいる隙に家族との待ち合わせ場所にgo。
そう、先日見つけたチュニジア料理の店へ。
でも、少々辛めで娘にはちょっと。
デザートのローズアイスで機嫌を直してもらった。
久しぶりに食べたクスクスは・・・うーん。
自分で作る方が美味しいなあ。好みの味付けするからかな。


13:15 待ち合わせ。13:30 チュニジア料理初体験。
15:00 勉強会 17:30 一服 白ワインとアンチョビピザ
18:15 夕食の買物 19:30 帰宅 20:00 夕食

カルタゴ興亡史−ある国家の一生 (中公文庫BIBLIO)

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チュニジアン・ドア

チュニジアン・ドア

で、娘と家人は雨でも遊べるキッズプラザへ。
(今日はアニメーション作りをして、CDで持ち帰ってきたとの事)
私は久しぶりの精神医学概論、って感じの勉強会。
講師は精神科の女医さん。直接聞くやっぱり事例は生々しい。
それにしても、双極性障害という言葉は余り使わなかったな。
気分障害、鬱と躁で押し通していた。


鬱・・・、そう、木の芽時は鬱に限らず、
どんな病気でもよく起こるらしい。ホルモンのせいか、
環境の変化か、とにかく春は病も芽吹く。
新しい仕事、責任、環境、シフト変化は病の温床。
心に限らず、体に現れる身体性表現の数々。
雄弁な身体言語の正直さに、「不一致」を起こす理性や感情。


こんなはずではなかった、もう少しちゃんとしたい、
弱いと思われたくない、休んだら何と思われるか、
そんな気持ちとは逆に、言っても無駄だからと失声。
頭痛腹痛腰痛など様々な痛み・症状によって休む疾病利得。
自己否定感・不全感・無能力感・自己卑小化、離人感、
そして、希死念慮、自殺。


日常生活の中で、山のように体験するプチ鬱。
そう、鬱は女性の方が多い。・・・更年期。
年齢的なものも関係するのかもしれないけれど。
男性の更年期に対しては、先生はシニカルに説明していた。
「女性にもあるように、男性にもあると言っておいたら、
病院にかかり易くなるでしょ。鬱ですと言ったら、
会社の中でどんなふうに見られるか、気にする訳だから。」
・・・なるほどね。


弱い人に見られたくない。几帳面で融通の利かない人には。
誰でも年齢的に掛かる時期なの、注意しないとねと
言っておけば安心? でも、それじゃ仕事をしている女性は?
確か都知事は「子供を埋めないばばあに、年金は要らない」
みたいなこと言ってなかった?  
働いて家族割引も無い割高の税金も納めて、
ほかの人よりも貶められ差別される。


そう、子供を持たない人間には「空の巣症候群」はない。
でも、それ以上に周囲から世間から
若い頃から、色んなことを言われ続けている。
体が思うように動かない、夜寝ても疲れが取れない、
ある日突然、誰が病気の自分を看てくれるのだろう、と
とてつもなく不安になる時・・・。
迷惑を掛ける位なら・・・と、マイナス思考に走っても
別におかしくない。


なのに、鬱に関しては女性の有病率は25%、平均して15%。
生涯に掛かる確率としては10%。女性の方が鬱でも、
自殺するのは鬱の男性の方が多い。
このギャップをどう受け止めるべきかな・・・。
本日の「世界一受けたい授業」の、脳の仕組み。
男性と女性の脳は「共感能力」が違うって所に関係?
これも個人差があるということだけれど。


降ったり止んだり梅雨らしい日。そう、人生もそうよ。
毎日もそうよ。今日もきっとそうなのよ。
邪魔になる傘を持っているのに、外に出ると止んでいたり
中にいると土砂降りで、そんなラッキーもある。
取り越し苦労だと言われたり、準備がいいねと言われたり。
いつ、どこで、どんなふうに受け止められるかで変わってくる。
雨だって、病気だって、様々な出来事だって・・・。
  

やまない雨はない―妻の死、うつ病、それから… (文春文庫)

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精神科医がうつ病になった―ある精神科医のうつ病体験記

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