Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

Diseny on Ice

暑い盛りの午後、万博公園のささやかなひまわり畑を散歩。
私達が「ひまわり」と思い込んでいたのは、どうやら
一番背が高い種類の「ロシアヒマワリ」というものらしい。
個性的な美人女優ソフィア・ローレンが主人公で
一度聞いたら忘れられない美しいメロディと共に、
切ない悲恋の映画「ひまわり」のひまわり畑。
あの印象が強烈で、ひまわりのイメージを持ち続けてきたのに、
殆どがかわいらしいミニひまわりの品種が植えられていて、
期待外れ、ちょっとがっくりきた。


一面のひまわり畑というには、(宣伝の割には)
ちらほら咲きのひまわり。子供が鑑賞するにはいいのだろうか。
品種名はその名も「太陽」という割に小ぶりだったり、
テディ・ベア」という花弁がむくむくした質感のもの、
それなりに何種類か植えてあったけれど、
タイ館、ウガンダ館とか、この木何の木シリーズプレートなど。
炎天下、万博記念館の各国館のプレートを読んで回る方が
かつての記憶を呼び覚まされて楽しかった。


さて、十分夏の暑さを満喫してレストハウスで一服後、
モノレール・京阪と乗り継いで、大阪城ホールへ。
京阪電車の準急は、出入り口の前も座席で驚いた。
混雑時は椅子が上昇し、出入り口に変わるのだとか。
工夫の賜物だね。こんな仕掛け、初めて知った。
小学校の社会見学で行ったパナソニックを横目に、
滅多に見ない車窓からの景色を楽しむ。


いつもはロックコンサート等で若者で埋め尽くされる
大阪城公園駅から京橋にかけてのビジネス街、
OBP周辺、小さな子供が群れ騒ぐ家族連れで大賑わい。
なんてったって、夏休みの目玉、Diseny On Ice!
9月生まれの娘(プラス7月生まれの家人)の為に、
ちょっと贅沢な夕涼みを用意しました。
では、大阪城ホールへ Let's Go!

ひまわり《デジタルリマスター版》 [DVD]

ひまわり《デジタルリマスター版》 [DVD]

 



まずは入場前に、パンフレット2200円とバラの造花1本。
言わずと知れた子供心をくすぐるディズニーグッズで
溢れかえっている中を通り抜けて、改札へ、いや、
入り口へ。もう、誘惑の山、山、山。
特にくるくる回る、きらきら光る、本当におもちゃの基本。
でも、一番笑えたのはスティッチの形のカキ氷入れ。
スティッチの頭部分にカキ氷が入っているけれど、
イチゴ味だと何だか、スティッチの脳みそを食べている風情。
娘も人の食べているのを見て大笑い。


なんといっても日曜の夕方、大阪城ホール
お盆と夏休みと日曜とあって大賑わいの大混乱。
将来のコスプレ予備軍か、もはや現役といっていいのか、
お姫様になりきっている子供たちや、ネズミの耳を付けて
嬉しそうにデートしているカップル、オネーたち。
看板やポスターの前で子や孫の写真撮りまくりの、
親ばか、パパママ、じじばば。・・・私もですが。


ディズニー オン アイス、いよいよ開演!
光るおもちゃ、暗闇の中で盛り上がる盛り上がる。
テーマは「オールスターパレード」何でもありってことね。
アイススケートリンクってこんなに小さかったっけ?
いやいや、アリーナがでかすぎるだけ。
かぶり付ではないけれど、まあまあ前に近い席。


18:30から2時間、途中15分休憩が入るものの、
目の前で繰り広げられるファンタジックなフィギアスケートに、
一部知らない物語があっても、うっとり。
リアルで、迫力に満ちていて、夢があって、元気が出る。
メッセージがストレートで、物語がある。
どんなに沢山の主人公達がいても、ディズニーの世界は、
たった1匹のネズミから始まったという
「起源」を大切にする姿勢、
ミニーマウスの「ウォルトの言葉を覚えてる?」という
呼びかけに、じーんとしてしまう私。


いえいえ、普段はディズニーファンではないし、
キャラクターグッズなんて持っていないけれど、
やっぱり思い出や子供心がどこか刺激されるみたい。
私は今の子は知らない「ワンワン物語」「王様の剣
「101匹わんちゃん」世代、家人にいたっては、
「ファンタジア」ぐらいで、古いお話しか知らない。
かろうじて、娘と見た「ファィンディングニモ」
「ミスターインクレディブル」「リロアンドスティッチ」
ぐらいがわかるかな。


着ぐるみを着てすべるだけでも重労働なのに、
様々な衣装、アクロバティックな高度な技、
照明・音響・スモークや花火、物語に沿った演出、
直接目の前で繰り広げられる演技は迫力!
娘も、リフトや回転、ジャンプに目を丸くしている。
そういう私も、フィギアスケートをナマで見るのは初めて。
出産時同室だったお母さん仲間から、良かったよーと
話を聞かされていたので、一度見たいと憧れていた。
念願かなって、満足!


閉演後、小さな船のナイトクルーズで夜風を受けながら、
ライトアップされた大阪城を眺めつつ、のんびり25分。
天神祭で船が多数行き来するコースを、
イルミネーションをつけた小さな観光船で、1周。
桟橋には太閤さんの馬印、輝くひょうたんが夜空に浮かぶ。
夜の大川は濁りも匂いも無く、堀川を交通手段とした
往時の大阪の町を偲ばせた。


では、本日のディズニーオンアイスのプログラムを。
オールスターパレード
第一部 序幕 ファインディングニモ 心を結ぶバラ
    美女と野獣 クラッシック・プリンセス
    トイ・ストーリー イッツ・ア・スモール・ワールド
第二部 ミッキーマウスとバンド ピノキオ ムーラン
    ミスター・インクレディブル ライオン・キング
    フィナーレ

ちなみにパンフレットの漢字には、ちゃんと平仮名でルビがあり、
保育園・幼稚園児でも読めるようになっています。
大人が読むプロデューサーやスケーターの解説からは
ルビ抜きで読めるようにしてあります。
ショウを支える人々もきちんと詳しく載せている。
ここは親が読んで、子供に伝える部分。
さすがですね。

Disney on Ice: 100 Years of Magic

Disney on Ice: 100 Years of Magic

ディズニーが教える お客様を感動させる最高の方法

ディズニーが教える お客様を感動させる最高の方法