Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

微妙に敏感な目鼻口

本日8月7日、鼻の日。なかなか軽快してくれない症状。
抗生物質が効き難い体質のせいなのか、
茅葺き屋根のYHに泊まって以来再発した、副鼻腔炎の性なのか。
どうやら、アレルギーも含めて鼻・喉・イガイガ状態。
空調で空気が乾いていたり、温度差も影響しているよう。
微妙な些細なことで、むずむずざわざわ。何ともいえない不快感。


診察を受けると、緑色の痰は減ってきたものの、やっぱりアレルギー。
今回1週間分の薬を貰ってお盆を乗り切ります。ふう。
病院の鼻洗い機が欲しいなあ。吸入器が欲しいなあ。
この数年、どっと感覚器に負担が掛かっているのは、
空気の悪い振動の多いうるさい環境で、パソコンばかり睨んでいるから?


でもって、前歯のブリッジ。これが仮歯と本歯では違う。
あれだけ丁寧に調整し続けてきたのに、口に入れると違う。
どうして? 補綴咬合治療科で診て貰っているのに?
もしかすると、もしかして、それは年齢も関係している?
それとも単に調整時の体勢の問題だけ?
何でせっかく調整して仮歯から本歯の仮止めまでこぎつけたのに、
こんなに口の中の感じが違うんだろう。
気になる、気になる、気になる・・・


年配のおばちゃんの団体が、真横のテーブルで話している。
「そうなのよ、歯の衝撃が骨に伝わって、それで肩こりや頭痛になってね。
 歯の噛み合せから来る刺激のせいで、歯の奥が腫れているっていうか、
 負担が掛かっているっていうか、とにかく歯医者さんに言ったら、
 痛みが治まるまで様子を見ましょうって言うのよ。
 今すぐ痛みをどうにかして欲しいから、来ているのにねえ。
 で、歯医者さんを変えて、少し削ってもらって噛み合せを直したら
 肩凝りがすっと無くなったのよ。」

漱石の疼痛、カントの激痛―「頭痛・肩凝り・歯痛」列伝 (講談社現代新書)

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ドリームボディ―自己(セルフ)を明らかにする身体

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ご存知のように歯科での治療は昔と違って、座位ではなくて
仰臥位で行われる事が多い。その方が患者も楽だし、医師も楽。
・・・な体勢のはずなのだが、時々思う。やや頭が下に下がっているような。
気のせい? 重力で噛み合わせ時の顎の骨がずれているのでは。
何度も薄赤い蝋紙を噛んで調整しても、終わって帰宅すると?
微妙に違和感。どうしても口の中に違和感が残る。


出来上がってきたブリッジの本歯仮止め。
歯が入ったら13階のレストランで昼食を取ろうと決めていた。
しかし、何と言えばいいのか、口腔内に衝撃が来る。
仮歯の時には感じられなかった衝撃が。
口を閉じると奥歯よりも前歯に当たる。
明らかにブリッジ部分の上の前歯のどこかが高い。
下の歯が当たっている。歯を食いしばってみても駄目。


先生には申し訳ないが、食事後、再度診察申し入れ。
「寝ている時と座っているときで確かに顎の位置は少しずれるし、
 口の中は敏感だからねえ。」と快く再度、再調整微調整に。
何度も少しずつ削り、寝ても座っても立っても違和感の無い口に。
本当に申し訳ないけれど、本日耳鼻科と歯科で丸一日消えたな。
予約診療とはいえ。でも、食べるにもしゃべるにも歯が命。
いつもと同じ発音が出来ないのは、仕事上、命取り。


実際高低差は無くなったけれど、仮歯の時よりも歯の裏側、
歯茎への接触面の隙間が大きくて、歯磨きし難い感じ。
それともこれは、抜歯の時期が遅れ、歯槽骨が解けてしまい
インプラントができないと言われるほど歯茎が後退している影響?
治療が遅れてたことから来る後遺症?
ああ、気になる、気になる、気になる。


そして、読書用眼鏡云々という言葉で誤魔化そうにも、
どうしようもなくなってきた目、眼、視力。
姿勢をきちんと背筋を伸ばして字を書かないと、
自分の書いている字が見えない。もう、致命的な現段階。
下を向いて読む事が出来ても、上を向いて読めない小さな字。
そう、眼鏡がずれてその微妙な距離で焦点が合わなくなる。


眼と眼鏡の間に今まで以上の距離がないと、小さな字が見えない。
何と言うこと。姿勢や顔の位置であっという間に字が見え難くなる。
酷使されてきた眼は、焦点を合わせるのに青息吐息。
パソコンのせいでドライアイ、疲れ目、おまけに老眼が入り、
母に似れば、眼瞼下垂は避けられない。老人性の垂れ目。
ど近視の人間が酷使してきた眼からの復讐。


ほんの少しのことなのに、空気の良い所に出かけて帰ってきてから
悪化して調子を崩した鼻、喉。
1本の抜歯後、奥歯や前歯が掛けたり割れたり。
仮歯を作ってみても、なかなか最終ゴールまで行き着けない。
そして、年齢から老眼以外の病気は隠れていないかと、
眼鏡屋に訪ねられる始末。全くもう、見えていないから
この頃は地図を観てドライブするのも面倒になってきた。


視野、読み速さ、読み取るまでに至る作業能率の低下、
口腔内環境における違和感から来る肩凝り筋肉痛。
中1の右足捻挫に始まる、右ばかり怪我する法則。
どこかでストップ掛けたいわ。途切れ途切れ続く、
メンテナンスはもう少しセルフコントロールが効くように、
どうにかこうにか・・・。


かみ合わせも眼も鼻も、年齢から来る体のガタ、ズレ
歪みから逃れる事が出来ない。
ならばそうやってその状態と付き合うか。
頭ではわかっていても、自分で書いた字が見えない、
自分の机の上さえ見えないことに、狼狽。
寝起きする時だけではない節々の痛みも、関節の硬さも、
みんなみんな、ちょっとした不都合や痛みだけれども、
気になる、気になる、気になる。


ちょっとしたお手入れ、メンテナンス・グルーミングだけでは、
鎮め抑える事が難しくなってきている、あちこちの症状。
一つ一つは些細なことなのに、一度に一緒にやってくるから困る。
本日目鼻口、健康を支える感覚器はけっこう綱渡り的・危機的状況。
暑い日の空調の乾いた空気、更年期で緩んできた関節、
焦点の合わない眼、全部全部自分自身だと受け入れながら生活していく、
その体と心のズレを受け入れて生活していくことの、
・・・切ないこと。

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