Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

「ひょうそ」になりかける

夕べ遅く帰宅したら、台所が・・・。
色んな記憶があやふやになっているのに、植物は好きな母。
母はやたらと花を飾りたがる。だが、枯れても捨てない。
料理を作りたがる。が、小さくは切れない。
同じものばかり作る。盛り合わせが無茶苦茶。
器をあちこちに仕舞う。花器でないものを使う。
調子のいい時と悪い時の差が激しい。それにしても・・・。
庭の薔薇を飾りたかったのだろうが・・・???
どういうわけか皿の間に挟むように枯れた薔薇が
あちこちに倒れ・・・? 


というよりも、枯れた薔薇を隠すように、
物を積んであるといった方が正しい。
台所のシンクタンク泥だらけ、水垢だらけ。
私がいない間ずっとこんなふうな状態だった?
注意してそっと拾い上げたつもりだったが、ちくりと刺された。
思いのほか強い痛みにびっくり。
枯れた棘だったから、硬かったのだろうか。
水洗いだけして、いつものように紫雲膏でも塗って
傷テープ巻いて置けばよかったのに、
何もしないで、そのまま寝てしまったのが敗因だったかも。

        

一晩寝て、午後になって尋常ならざる痛み。
明らかに小さな傷口の化膿、にしては刺された場所が悪かった?
あろうことか、パソコンのキーが打てないほど右手中指激痛。
(両手でブラインドでキーが打てる意味がない・・・)
爪の横の拍動性の痛み、何とも言えぬ嫌な予感。
これってしばらく経験していなかった痛み。
中学生から高校生にかけて、自家中毒に罹っていた頃、
何度も面ちょう・ひょうそになった、あの痛みだ・・・。
どういうわけか、1度ひょうそになったら、
深爪していないのに、何本もひょうそになった恐怖の思い出が蘇る。

小さなバラの刺しゅう―Rose Houseへようこそ

小さなバラの刺しゅう―Rose Houseへようこそ


夕方娘の水泳教室ピックアップ後、歯科の矯正に立ち寄り、薬局へ。
化膿止めの軟膏を選んでもらった。併せて久しぶりに過酸化水素水購入。
ドルマイシン軟膏初使用。この時間から外科や皮膚科には行けない。
とりあえずこれで様子を見よう・・・傷口から、もう膿が吹き出てきた。
あちゃー。恐るべし、薔薇の棘。


消毒液で傷口を洗う。ぶくぶく泡が出てくるのを見ると、
すっかり気分は消毒。(実質はともかく)
膿が出てきたのはいいことで、傷の出口がある。
小さな傷口に軟膏を塗って、防水性のテープを巻いて、
うーん、ロキソニンは歯科の余りがあるけれど、効かないだろう。
欲しいのは抗生物質。余っているのは風邪薬のフロモックス・・・。
とにかくこれで痛みが引かないようだったら、外科を探さねば。
(近所に外科が無い)


思いもがけない痛み。「小さな傷」と侮れない痛み。
娘にも、先日の剣山ぐっさり事件といい、枯れた薔薇の棘事件といい、
「棘づいているねー」と言われる始末。ああ、情けない。
怪我や病気、ちょっとした不注意や物忘れ、都合の悪いことは続く。
些細なことなんだけれど、日常生活ざっくり気分。
伏兵。トラップに落ちた気分。
大げさだけれど、週明け早々がっくり。


冬布団・毛布を出し、陽に当て乾燥機をかけ、掃除機、コロコロ、
部屋中を掃除したのも、指先も体も使って、血行が良くなって、
怪我を悪化させることになった・・・? どぢらにしろ、
傷テープ巻いて仕事しなければ、何も片付かない。
休日出勤の代休を掃除と洗濯と衣類の入れ替え。
貴重な一日はあっという間に過ぎてゆく。
予定していた家事の半分? いやいやいやいや。


もっともっと色々したいことがあったのに。
段取りの問題なのか、頭が働いていない、指先の痛みのせい?。
ちょいとモチベーションがダウン、11月の半ばに突入。
急激な冷え込み、ちょっとした落ち込み。
11月の月曜日。

青木和子の刺しゅうスタイル バラの咲く庭

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とげのあるパラダイス―現代英米児童文学作家の発言

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