Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

シャトー・ムートン・ロートシルト ラベル・ポスター

ランチを食べてから出張に出向こう。
前回の出張の折、たまには違う店と入ってみたら、大正解。
ランチに羊の肉スープが掛かったクスクスが食べられるなんて、
滅多に無い。何種類かあるランチメニューから迷わず選び、満足。
小さな店の中、端っこのテーブル席だったがほっと一息。
思いがけず美味しいものに出会って、気を取り直して仕事に出向いた前回。


今回はテーブル席が埋まっていて、壁際のカウンターに陣取る。
え? これは、このポスターは? ちょっと待てよ。
目が点になる。ポスターにずらりと並んだワインのラベル、
有名な画家のデザイン、きらびやかなギャラリーの如き世界、
これは・・・シャトー・ムートン・ロートシルト ラベル・ポスター!
Chateaux Mouton Rothschild Poster Label!


ワインをお飲みにならない方も、シャトームーートンロートシルトを、
ぜひ知って下さい。詳しいことは こちら→


あの有名なボルドーワインのラベルデザインを、1945年から2000年まで、
ずらりと並べた超贅沢な贅沢なポスター。
ワインを飲みながらのランチではなくとも、
美術館の中で食事をしているような雰囲気に。

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ラベルの1枚t枚は実に凝っていて素敵。
そうそうたる大家の作品、マリー・ローランサンピカソシャガール
ダリ、ヘンリー・ムーア、ミロ、カンディンスキーキース・へリング
いやはやいやはや、目移りしちゃうよー。
どんな画家が描いているかは こちらを→参考にしてね。


窓は無いが、こんなポスターを眺めながらクスクスランチ。
いいねえいいねえ、これで赤ワインでも飲めれば文句なし。
だが、酒気帯びで出張先に行くわけには行かない。
残念残念。ディナーに来ることはできないし。
(何しろおうちに帰ってやることが沢山ありますからね)
白い壁は遥か彼方へ広がるワープ空間の如き、ミニ美術館。


ふと気づけば、あとまだポスター2枚。何々、どれどれ。
よく見れば、ローラン・ギャロ(全仏テニス)のもの。
うーん、きっとオーナーはフランス料理専門とあって、
それで全米でも全豪でもなく、ウィンブルドンでもなくて、
赤土クレーコートのローラン・ギャロが好き。渋いなあ。
何と言っても『エースをねらえ!』リアルタイム連載で育った世代、
昔のテニスには、詳しいよ!(今はそれほどでもないけれど)
骨折入院中、こっそりTVでウィンブルドン見ていたくらいだからね。


ポスター全体を見たい方はどうぞ こちらへ→
一枚一枚のラベルの絵はクリックすると大きくなって見えます。
ちょっとこういう世界も素敵でしょ。
ムートンは羊だからそれにちなんだ絵柄も多いけれど、
さすが芸術家、自由な発想でラベルの製作をした様子。
本当はここの赤ワインを飲みながら、このポスターを眺められたら、
言うことなしの、もっと最高だったのだけれど。


お店の方曰く、最近ネットでこのポスターを手に入れられたそう。
壁に直張りしていたけれど、額に入れて飾ってもいいんじゃないかな。
次の出張が楽しみになってきた。
来月時間があれば、ゆっくりこの席に陣取り、
もしくは出張帰りにワイングラスを傾け、
Chateaux Mouton Rothschild Poster Label 、
ロイヤルシートならぬ、このラベルのミニ美術館を楽しみたい。

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