Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

JAFと歯とランジェリー

車に乗ろうとした。エンジンが掛からない。え?
1週間余り使わなかっただけで、いや、そんな、馬鹿な。
娘を駅まで送ってから出かけるはずだったのに、何故?
エンジンが掛からない? オイル? えーと、バッテリー?
機械音痴の私は、娘が小さかった頃、車やさんに出かけ、
色んなイベントに参加すると同時に点検を怠らなかったが、
最近はトンと出かけていない。


近所の車やさんはすぐれもので、マッサージ体験、季節の音楽会、
ネイルアート、母の日の手作りドライフラワーアロマキャンドル作り、
様々な催しがあったので、そのついでに色々利用していた。
ところが最近の不況で催し物はとんと減り、自然に足が遠のき、
車の整備も車検以外に見て貰うことも無く・・・。
そのツケがやってきたか?
自分のメンテナンスはともかく、中古の愛車のメンテは手抜きで。


生まれて初めて自分一人でJAFを呼んだ。初JAF。
こういう時のためとはいえ、ちょっと落ち込み。
40分という予定より早く到着。少し安心。
「やっぱりバッテリーですね」・・・何時交換したか記憶に無い。
「30分ぐらいエンジンかけっぱなしにして、それから走ってください。
 オイルもだいぶ汚れているようなので、交換したほうがいいですね。
 バッテリーだけならこの場でも交換できますが・・・」
費用は8000円ほどとのこと。オイル交換も必要なので、近くのD店へ。


結果、バッテリーもオイルもパワステオイルもオイルエレメントも、
何だかんだと沢山交換することになり、車を預けて歩いて帰宅。
結局一人でとーちゃんの職場へ。これも娘にとっては生まれて初めて。
だって、忘れ物して帰って来てしまったんだもの。
大事な大事な矯正器具をとーちゃん宅に。

JAFルートマップ全日本 1/20万

JAFルートマップ全日本 1/20万



娘は書初めの宿題をするはずだったのに、私も予定があったのに、
大幅に狂った。午後、老父の車を借りて駅に娘を迎えに。
何とか無事に電車・地下鉄を乗り継ぎ乗り換えし、辿り着いたよう。
でもたった一人の往復はそれなりに緊張したはず。
失敗を取り戻す為とはいえ、とーちゃん宅は遠い。
間を取って職場のランチタイムに合流して貰った。
かーちゃんに似てそそっかしい娘でゴメンよ。


そして、駅まで迎えに行ったついでにもう一つ。
クリスマスに用意しようと思っていたけれど、できなかったこと。
それは、娘をランジェリーコーナー(単なる肌着売り場)へ連れて行くこと。
風呂屋さんの大好きな娘、今までとーちゃんと仲良く大浴場へ行っていた娘。
しかし、昨年の秋、10歳を迎えて風呂屋の張り紙の指示に従い、
かーちゃんと女湯に入る事になった。


そして、改めて、ファーストブラの必要性を実感。
かーちゃんとしては嬉しいような、寂しいような。
(とーちゃんも同じかもしれないね)
家風呂ではとーちゃんと仲良く入浴しているものの、いつまで?
職場の同僚も、「娘が一緒に風呂に入ってくれなくなったんだよ。
女房から禁止令が出てさ。俺の心の安らぎが一つ減ったよ」と嘆いていた。


気持ちは分からないではない。かーちゃんとしては「禁止令」は出さないけれど、
とーちゃんと用意すべききものは、用意しないとと話し合っていた。
新年、3学期が始まる前に、冬でも半袖半ズボンで体育をする君に、
きちんとしたものを身に付けさせよう。
母と娘の生まれて初めて。(こういう買い物が出来る、というね)
かーちゃんは自分の昔の記憶が無いというか、寂しかっただけに、
娘にはちゃんとしてやりたい。


お店の御姉さんに相談、計測。正しいサイズを教えてもらい、2人で探す。
何をどう選んでいいのか分からなかった私の思春期の苦い思い出。
選ぶほども品数が無かったし、恥ずかしくて適当に選んだ買い物とは違って、
ちゃんとした、ちょっとした記念になるように。
娘は忘れ物を取りに行って、ちょっと叱られモードで落ち込み気味?
それともミニ一人旅で緊張と興奮気味?
とにかく、今日は仕事がオフにできる日で良かったよ。
何か弾みが無いと、わざわざこれだけの為に出かけるのも、ね。


二つ買って、老父に車を返して、寒風吹きすさぶ中、歩いて車屋へ。
「昼はゆっくり過ごされましたか」と整備のにーちゃん。
一つ一つ交換した部品の説明、そして、保証書を渡してくれた。
寒い中、車の整備ありがとう。正月休暇どころか、人間ドックならぬ、
愛車半日ドックになってしまった。
我が愛車も初めての、エンジンが掛からなかった日。
バッテリーが上がってしまった日。


そんな今日でした。
え? 費用は1万4000円弱。
それだけですんで良かったねと、電話でとーちゃんに褒められた。
良かった良かった・・・。

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