Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

アゼリアで音楽祭

昨日パソコンの修理に明け暮れて、サンタさんになり損ねた
娘はプレゼントをじっくり楽しむ間もなく、
急いで学校へ出かける。クラブのみんなと今日は本番。
いや、もといコンクール、MBSこども音楽コンクールの発表会。


大阪の南部に住む人間にとって、北部は遠い。
市内に出るのも「えっちら」だが、北部は「えっちらおっちら」
もう、京都に出向くのと変わらない距離と手間(乗り換え)。
特急だの急行だの停まらない駅に住んでいたり、
バスの便の悪い場所にいると、子供の部活動の応援もハンパナイ。
という訳で、一旦梅田で家人と待ち合わせ。
余りに寒いので、チゲとビビンバでランチ。

    


関西一円どころか、四国中国からも出場校がひしめき合い、
朝もはよからプログラムが。娘たちは午後。
会場内は録音するため出入りが厳しい。
小学生だからといって侮るなかれ。
まあ、最近の合唱曲は現代音楽だから難しいのなんのって。
娘の学校の合唱曲はどちらかというと低音部の音域が難しい。
人数が足りないからとアルトからソプラノに変わった娘。
この力強いメロディーを歌いきれるか?
どちらかというとハクリョクのある曲風は、
ハーモニーの妙味や味わいよりも、メッセージ性が強い。


余りの参加校、人数の多さに息切れしそう。
子供とその保護者、指導者、付き添いの人々、バス、記念撮影、
目が回りそう。自分が経験のしたことのない世界。
で、残念ながら優秀ではなく優良の結果で解散。
連日の朝連、それでも参加校の中では練習時間が少な過ぎると、
娘がぼやいていたのがよく分かる。



というよりも、冷たい見方をすれば、
制服のない学校で、私服で適当に揃えた格好では、
歌の上手さも割り引いて取られるほど、外見に統一感が無かったのも、
気にはなったけれど。これって歌のよさが分からない人間の古臭い考え方。
娘から聞いていた服装、ドレスコードと異なる格好の生徒の多かったこと。
壇上から客席に手を振る生徒もいて、ステージ上でのマナーも今一つ。
指導する先生としては、やりがいもあり、やり切れないものもあり、
やれることとやれないことがはっきりする一日。お疲れ様です。


司会の人は如才なく何校もの発表を捌いていたけれど、
会場の異様な雰囲気に、慣れない人間は呑み込まれそうで、
小心者のかーちゃんとしては疲れることこの上ない。
でも、いつもこういう経験(試合だのコンクールだの)をしている人は、
アドレナリン全開で、生き生きしてしまうもの?
本日の成績も出て、校長先生の記念撮影、やっと解散。
殆どはバスで帰るが、こちらは家人の赴任先が近い。

   


ふう、クリスマスも終盤。やっと家族水入らずになったね。
音楽会、お疲れさま。
とーちゃんサンタから、君の欲しがっていたヒートテックが一袋。
一つだけじゃなくて、袋に一杯! 良かったね。
クリスマスのご馳走がと行きたいところだけれど、
街中に戻ると予約無しではいい所には飛び込めない日。
あっさりセルフうどんでお疲れ会。
一服したら今夜は家族で『武士の家計簿