手術翌日
激痛のため絶叫して、過呼吸状態になったという。
病院に来て見ると、あれれ、
もう車椅子に座って晩御飯を食べている。
もう座れるのか? もう座っていいのか?
手術から24時間経っていないのに?
ただただビックリ。本人曰く、
午前中に先生が来て足を引っ張って延ばしたそう。
余りの痛さに絶叫、過呼吸になったとか。
ええ? 術後、丸一日も経たないうちに、
股関節、大腿骨にどでかい金属入れて繋いで、
幾らリハビリ大事とはいえ、もう?
外科は外科でも整形では小さな怪我の部類、
ギブス固定の経験しかない私には、ビックリ。
そりゃ救急の先生は、「理論的には翌日から歩くことは可能」
とは言ったけれど、それはあくまで理論的に。
歩くというのは、歩けるというのは、
痛み無しに脚に体重が掛けられて
普通に足を交互に動かして移動できないと・・・。
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「で、その後先生はどうしたの?」
「あんまり痛がったので、じゃ今日はここまでって帰っていった」
麻酔はとっくに切れている。
痛み止めが点滴に入っているかもしれないが・・・。
当たり前に、自分一人では全く体を移動すことは不可能。
人間の体は頭が重いのは勿論、普段意識していない四肢の重さは、
筋力が失われ思うように力が入らず、痛みが激しい時に実感。
余りの不自由さに呻吟することになる。
自分のギブス装着の経験は下肢は下肢でも股関節、大腿骨ではない。
膝から下、足首が中心だった。
大リーグボール養成ギブスじゃあるまいし、
何だこの脚と思ったけれど、あの痛さの比じゃないはず。
とーちゃん、どんな感じ?
「痛くて食欲なんてない。半分も食べられない」
入院してから土、日、月、火、約丸3日、
痛みのせいで食欲が落ちるのも分かる、
でも、代わっては上げられない・・・。
頑張れ、とーちゃん。
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