まいど1号を身近に
(写真は大きくなります)
昨日アイヌ展のあとは万博公園から北千里の会場にとって返して
「まいど1号」ついての説明を聞いた。
題して、「まいど1号と学生たちの夢」
すいたサイエンスカフェの催しに夏以来の参加。
残念ながら、思いのほか参加者は少なかったが、
会場は詳しい説明とアットホームな雰囲気で、終始和やか。
大久保博志先生(大阪府立大・航空宇宙)のお人柄がそのまま、
丁寧で分かり易い解説となって、興味津々の会場。
まいど1号、みなさん、耳にしたことがある人は多いはず。
東大阪の町工場のおっちゃん達の夢が詰まった、
国からのお金だけではなく、民間の協力で空に飛んだ、
宇宙を目指したまいど1号。
企画から制作に7年ほど掛けて、大成功!
東大阪宇宙開発協同組合についての詳しい説明は、
まいど1号関連記事を合わせて、こちらをご覧下さい。
協力した関連企業等、記念プレート輝くまいど1号。
今もこのプレートを付けながら、大空を飛んでいる。
孤独なヒーローは、50×50㎝の小さな存在。
衛星として飛んでいるものはそれよりも小さいものもあるそうな。
世界中、いや、地球の上に沢山飛んでいるものは、
実際に万を超えるそう・・・。ひぇえ。
なれど、運営費を全てまかなうことが出来ず、
壊れたわけでもないのに、維持費捻出潰えて停波を送らざるを得なかった。
残念無念の衛星は、今も静かに宇宙を回り続けている。
受信送信のできないスペース・デブリと同じになってしまったけれど。
文系人間には物理に関する説明は難しかったが面白かった。
こんなに楽しい説明会だったのに、参加者が少なくて残念。
みんな師走で忙しいからだろう。私たちもばたばた参加。
色んな催し物が目白押しだし。
覚え書きとして詳しいことを書きたいのだけれど、時間がない。
後からじっくり頭の体操を兼ねて書くとして、(いつになる?)
今回の吹田サイエンスカフェレポートは、こちらを参照下さい。
本当に穏やかな先生の口調に引き込まれるようにお話を伺ったものの、
文系人間には忘れ果てた物理関係の知識、言葉は知っていても、あれ?
いはやは。
それにしても、研究に携わった学生達の進路を語りながら、
嬉しそうにしたり心配したりする先生、
衛星の停止命令を送ったあとの様子を話す寂しそうな、
残念そうな先生の様子を見るにつけ、
研究に直に携わった方の肉声にしみじみとさせられた午後だった。
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