1週間後の今頃は - Festina Lente2

殆ど半分、28日が仕事納めだから、殆ど半分まで来た。
あっという間の2011年だったなあ。
1週間後の今頃は、年内の仕事の目鼻立ちもほぼ付いて、
電話連絡や面談等、書類仕事以外に追われているだろう。
そして、書類の山も小さくなり、大掃除に追われて
部屋を片付けつつ、今流行の断捨離の準備に入る職場だろう。

ああ、小学校の保護者懇談も終わり、
娘は年内最後のピアノレッスンに追われ、
えっちらおっちらお勉強をしながらも、クリスマス気分。
そう、家人は転勤前の仲間との打ち上げ。
定年退職の元同僚との飲み会に徳島へ出向き、
かーちゃんは娘とカラオケの予定。
遊ぶ予定はすぐには立つが、肝心の仕事の目鼻立ちは。

1週間後の今頃から年賀状の準備を始め、
1週間後の今頃から、家の中を少しずつ片付けはじめ、
それでも片付かない場合は諦め、クリスマスのご馳走だけ考えよう。
娘へのプレゼントだけ考えよう。
ああ、小学校生活最後の冬休みを目の前にして、
娘は娘なりの人生の起伏があり、私は私なりの仕事の忙しさに追われ。

仕事を持つ母親は、どれだけ自分の時間を、家族の時間を犠牲にして、
仕事を成し遂げているだろうかと思うと、なかなか苦しいものではあるが。
あと2週間あまりのうさぎ年。良い餅を搗き上げて、年取りの晩を迎えたい。
縁起の良いことだけを目にし胸に納め、嫌なことや苦しいことを静かに流して、
柊の如く常磐木の如く、心を若く保ち、前を向いて、来年を迎えたい。

1週間後の今頃は、年度末に向かって更に予定を詰める頃。
出来ることは限られている。無理をせず、着実に、少しでも片付けて、
よりよい朝のために、心を高く持ち、必要以上に落ち込まず、
慌てず焦らず諦めず、年末に向かってまっしぐら。
そんな1週間後が迎えられますように。