Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

明日に備える3日目

箱根駅伝も終わった。娘も応援する選手のいる東洋大勝利!
4年間走り続けることが出来る、トップを切ることが出来るって凄い。
走る青春。駅伝に掛ける青春。
走り続けることに意味を見出し、共に走る仲間のいる青春。
柄にもなく感動してしまう。


目眩も軽くなったものの、相変わらず下の血圧は100前後。
うーむ。両親が高血圧だから遺伝とはわかっていても、
肥満と運動不足は自分の責任。高脂血症脂肪肝も自分の責任。
とにかく、生活習慣は自分自身の責任だが、東北人譲りの食生活、
自然に勝手に塩分過多は見直さなくてはなるまいて。
関西人の食生活で見習うべきは薄味。
中学生時代、友人のお弁当のおかずをお裾分けして貰って、
余りの味の無さに目が点になった。
あのくらいで生活し続けていれば、今の状態には至らなかったろう。


正月、お節料理を作らないのは、調味料を沢山使う濃い味付けになるから。
料理をサボる言い訳としては誠に健康志向なもっともらしい言い訳。
しかし、当たらずとも遠からず。
年末年始、真面目に料理した時の砂糖と醤油の消費量は半端じゃなかった。
それにしても、お総菜というものは誠に味付けが濃い。
市販の弁当然り。油っぽいし、くどいし。
ということで、今年は大根の葉っぱばかり食べている。
実は勿論、葉付きで仕入れるのが当たり前。


ようやく帰宅準備整い、再び右と左に別れる3日目。
我が家の年末年始は短かったなあ。でも、世間もそうだ。
家族揃えた事に感謝しよう。
帰宅した廃墟のような(掃除が済んでいない)仕事部屋兼炬燵で、
年賀状を確認する。返事を出さねばならぬのは10枚程度。
ちょっと一安心。

なぜ年をとると時間の経つのが速くなるのか 記憶と時間の心理学

なぜ年をとると時間の経つのが速くなるのか 記憶と時間の心理学


高校の同級生・・・「息子が結婚してとうとう姑になってしまいました。」
      ・・・子ども達3人の写真のみ。(ひと言ないのか?)
高校の後輩 ・・・「仕事を辞めて、専業主婦です。」(毎年この手の賀状が)
      ・・・またお会いしたいものですね。(決まり文句か)
大学の同級生・・・「時間が出来たら飲みましょう。」(お互い仕事が忙しい)
      ・・・「娘が教育実習に行き・・・云々」(帰国子女だったのに)
元同僚・・・「息子が○○で教えています」(おしめの頃から知っている彼が!?)
元上司・・・「車椅子で○○の講義をしています」(その元気があれば大丈夫)
後輩同僚・・・「カラオケでまた歌声を聞かせて下さい」(仕事の話をしろ)
先輩同僚・・・「昨年はお世話になりました」(とんでもない、こちらこそ)
恩師A・・・豫園の龍を見てきました。(中国旅行ですか…)
恩師B・・・夫婦で2.3か月に一度京都を歩いています。(いいですね)


一人突っ込みしながら年賀状をめくる楽しさ。
ほんの少しでもひと言添えてあると、嬉しいものだ。
特にママ友達は戦友みたいなもの。出産後同室の仲間、
あの乳幼児期、右も左もわからぬ新米ママの絆は10年以上経っても強い。
お互い写真年賀状の子ども達の成長ぶりに目を見張る。
ああ、子どもが大きくなるのって本当に早い。
もっとゆっくり成長してくれてもいいくらい、時間が過ぎるのが早い。


娘は保育園の頃が黄金時代だったそう。
私も教育のこと、進学や成績のこと、いじめや喧嘩、
お友達関係、習い事、悩まずに過ごせたあの時代が黄金時代。
公園、ブランチ、水泳教室、図書館、ドライブ、
ひたすらのんびりゆったり流れる時間。
あの時間は、もう二度と巡ってくることはないのだ。
だからこそ、いとおしい。


兎年の娘の干支が一巡し、今年は辰年
草木も震え、物みな揺れ動き、成長するという辰年
干支の中で唯一架空の動物が支配するこの1年。
竜頭蛇尾とならぬように、1年の計を立てられただろうか。
「壬辰(みずのえたつ)」をどんな1年にすればいいか。
気を取り直して、目眩を振り切り、明日の仕事始めに臨む火曜。
一人気を吐くのではなく、穏やかに目配り気配りしながら進みたい。
できる後釜、意に叶う後輩を育てながら。
娘や家人にとって、まだまだ存在価値のあるかーちゃんを目指して。


仕事も、家庭も、健康も、欲張りな私。
なんてったって、猪突猛進亥年生まれ、牡牛座。
気を取り直して、眩暈気の迷い忘れて。
明日は仕事始め。家族は再び、分かれ分かれの定位置に。

他者に臨む知 (臨床教育人間学)

他者に臨む知 (臨床教育人間学)

医療現場に臨む哲学〈2〉ことばに与る私たち

医療現場に臨む哲学〈2〉ことばに与る私たち