Festina Lente2

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中学校制服受取日

昨日は結婚式と勉強会のダブルヘッダー
朝から晩まで出ずっぱりの1日は病み上がりの体に応えた。
「死に体」になって寝ていたいのだが、そうも行かず。
娘の中学校の制服を取りに行く。
体操服と合わせて6万円ほどの出費。イタタタタ。
私が出すのが当然のような顔をしている家人が憎い。
買い物も料理も私がするのは当たり前のような顔をしているのが。


  


それゆえ、帰りにお茶をおごって貰う。
昨日1週間ぶりに病院以外、本格的な外出をしたので疲れまくり。
人の結婚式に出向くのは体調がいい時に限る。
和やかに話せる人間ばかりいる場所に、病みやつれた風情で、
いかにもしんどうそうにしながら、その場にいるのはキツイ。


 


娘は自分が中学生になるのをわかっているのかいないのか、
ま、特に憧れていくような場所でも無し、制服でも無し、
私服で小学校に通った身となれば、制服を着るのに憧れるものもいれば、
うんざりするものもいるようだから・・・。
それにしても殿様商売、制服は高いなあ。高すぎるなあ。
それほどの品質の代物なのだろうか・・・。



体操服も学年で色分けされているようで、それはともかく、
物いりの年度末、ため息が出てしまう。
卒業式も終わらないうちから、中学校の制服採寸、受け渡し。
何だか気持ちがすっきりしない。
この、今日の雨模様の空のように。
この受け取り場所に、一ヶ月もすれば入学式で来るのだと思うと、
更に非現実的な思い。こんなに早く、制服を購入しなければならないのが。



制服屋は高校入試の時期と重ならないよう、義務教育の中学校の制服を、
早い時期に採寸・縫製・販売と片付けてしまっているだけでは?
そんな思いに鬱々としながら、久しぶりに和風喫茶でお茶を飲む。
静かな時間が流れているというのに、私の頭の中には昨日の出来事が流れ込む。
思い出したくないものは、なかなか頭から去っていかない。
難儀な思考回路。



ああ、当事者にとって人生で何度もないだろう結婚式。
呼ばれるのがめでたい結婚式。苦楽を共にした同僚の式ではあるが・・・。
ある意味、何も考えずに気楽に、心から「おめでとう」だけを言いに行ければ、
どれだけいいか。そうはいかないのが世の習い。
唾棄したくなるような人と挨拶を交わし、
にこやかにしなければならないというのが、何ともはや。



自分が親ならば、(同僚はそれくらい年の差があるから)
こんな下手な挨拶をする上司の下で娘が働いていたのかと
情けなくなる気持ちで胸が潰れそうだったが、
それを聞かされ同席する気恥ずかしさ、腹立たしさ、苛立ち。
自分の心身の毒にしかならぬとわかっていても、
ふつふつと湧き出る怒りを抑えることが出来ない。



その思いを引きずったまま、日曜は雨。
私の怒り心頭の頭も少しは冷えただろうか。
自分の気持ちにシンクロする天気。
いや、昨日は式の間は晴天で良かった。
病み上がりでも晴れ女のジンクスは効いていたみたいだが。
本日は気持ちも体力もダウンして、雨の制服受取日。
明日は出勤出来るのだろうか。