Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

鯛踊る館から淡路夢舞台温室へ

(写真は全て大きくなります)
昨日、今年初帰阪した家人と娘と3人で久しぶりにドライブ。
淡路島鯛踊る館、夢舞台温室・奇跡の星の植物館で世界のラン展、
黒灘水仙郷、鳴門大橋を渡って焼き牡蠣食べ放題を堪能、
再び淡路島に戻って明石大橋を眺めながら露天風呂、
松帆の郷でゆったり疲れを取り、連休初日を終えた。いやあ満足。
体調は今一つだったが、予定していた1日をこなすことが出来てほっとした。


その思い出を少しずつ小出しにしながら、記録することに。
家族3人で朝からドライブ。見慣れた湾岸線
朝からピーカン。冬のピーカン、気持ちいい!
晴れ女の面目躍如のお天気。一路淡路島を目指す。
でも、いつものように高速道路でまっしぐらに鳴門を目指すのではなく、
地道に降りて、奇跡の星の植物館を目指す。
途中見かけた鯛踊る館で、ちょっとお土産を仕入れる。


    

    

  


工場は止まっているけれど、稼働時は竹輪の製造行程が見られる。
笹蒲鉾とは異なり、鯛の形のチーズ蒲鉾が可愛い。
デザインで勝負かな・・・。
風が強くて晴れている割りには寒い。急いで大温室のある植物館へ。


  

  


淡路島奇跡の星の植物館は「淡路夢舞台」の一部分。
シンボル施設である奇跡の星の植物館は、自然の素晴らしさ・美しさを五感で体感できる、
21世紀の共生のライフスタイルを提案する感動空間創造実験型植物館として2000年に誕生。
ほぼ、娘と同い年。


  

 

 


入り口からして既に蘭の花で飾られている。取ってもお洒落。
普段蘭はちょっと苦手な花の一つなのだが、こうやってアート感覚で、
贅沢に現代生け花風に飾られていると、余り違和感なく眺められる。
そもそも花の一つ一つが様々な形で存在感があるから、
パーツとして作品に使いやすい花なのかも知れない。


    

 


チケット売り場の上の飾りも面白い。茶色で統一されているけれど、
確かに葉っぱや木の実の形、こうやって飾ると現代アートそのもの。
植物は種、実、葉、枝、どれもこれも趣がある。
特別なランの蜜を吸うために進化した特別な口吻を持つ
蛾が紹介されていた。一対一対応の進化。一蓮托生。


    

   


何故か、会場へ向かう階下には甲冑が。来年の大河ドラマの主人公にちなんで
黒田長政の鎧甲の展示。どうして武士なのかなあ、ランの展示で?
淡路島に特別にに関係があるのかなあ? そんな疑問を抱きながら、会場へ向かう。


    

  


巨大温室の入り口付近の説明パネルで納得。少しは聞きかじっていたけれど、
ランがどれだけ珍重され、古来武士に好まれてきたか。分かり易く美しく、
これをじっくり読むだけで、けっこう時間が掛かる丁寧な説明。
娘も興味津々で読んでいる。武士のたしなみ、その心意気、
花や葉に、そして香りに、その蘊蓄・教養・財力、様々なものを傾けて、
昔から凝り性だったのね、日本人。


    

    

    

  


今や当たり前のようになっている様々な意匠、そのデザインの大元、
蘭の花、もとい植物、自然、その魅力をたっぷり味わいましょうという、
特別展 淡路夢舞台ラン展2013―華麗なる蘭の響宴
やっとその入り口に辿り着く。
もはや既に、花の香りがむっとするほど濃厚に流れてくる。
空気の色、質感さえも別世界が待っている、そんな感じ。


   

ラン―初めて育てる (別冊NHK趣味の園芸)

ラン―初めて育てる (別冊NHK趣味の園芸)