Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

工場夜景とスタディ・ツーリズム

はとバスだからガイドが説明してくれる。
川崎名物工場夜景は二つのバス会社がツアーを運行。
川崎工場夜景バスツアー(ホワイトベアー・ファミリー)、
これは川崎市内から出発するツアー。
反対に東京から出発するのが川崎工場夜景ツアー(はとバス)。
スタディ・ツーリズム


  

  

  


今回はそのいいとこ取りで、川崎市内からはとバスで出発。
普段は入れない場所から撮影に加え、
「川崎工場夜景ナビゲーター」が同行し、各スポットの解説、
でも、今日の夕方から風が強く寒くて、じっくり聞いていられない。
その語り口、なかなか味があって楽しいのに、残念。


  

  

  


そう、早春の夜景ツアー、かなり寒い。
おまけに時間の関係でゆっくり見ることが叶わず、
懐中電灯を持ってくれば良かったと思うくらい、足場が悪い場所も。
まあ、大人の秘密基地探索といった感じ。
穴場の造船所から夜景撮影。おっかなびっくり歩く夜道。
さすが一眼レフで撮影する人もあれば、ケータイで撮影する人、
スマートフォンの人、私はいつものデジカメ。


    

    

  


バブルの頃に建てられたという、川崎マリエンの展望室から眺める。
あの港、あの工場、海底トンネル、天然ガスを運ぶタンカー。
多くの車を輸出、そういえば、川崎は京浜工業地帯で公害の街、
喘息云々と習ったのは今は昔。
工場は日本を支える「現場」として毎日稼働、
その昼夜問わない日常の姿が、工場夜景萌えのブームに。
私は大阪の臨海工業地帯が高速の窓から光の街になっている夜景が好きで、
とうとう川崎くんだりまで見学に来てしまった。


  

  

  


テニスコート、遙か向こうに見える東京タワー、そしてスカイツリー
羽田空港の滑走路が高速から見えると、みんなバスの中で思わず立って、
「おおー」と歓声。バスの運転手の腕の見せ所、光輝く工場を左手に、
滑走路の直線が輝く路面を右手に、贅沢な一瞬。


    

  


交流会は和やかな雰囲気の中、軽食をつまみながら。
企画運営する人は大変だ。
ただでさえ人気の工場夜景ツアー。
世間に溢れる山ガールや宙ガール、今日は何ガール?
参加者には女性が多いけれど、おじさま一人もちらほら。
私たちのようにそこそこ年長、夫婦で参加していた人も。
なので、販促グッズに気を取られ過ぎずに、
スタディ・ツーリズムにふさわしい、講演内容に力を入れてね。


東洋経済BOOK ニッポンの工場2011-2012

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工場萌え

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