Festina Lente2

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問題な対応

クレーム処理を続けていると、クレームそのものは不安や怒りの訴えで、
その責任の所在が何処にあるかという確認である場合が多い。
一通り話を聞き、納得して頂ける場合が殆どで、
それは解決策や対応策がきちんと講じられいる、練られているということを
きちんと説明、分かって頂ければ安心というパターンで進む。


「自己の尊厳」と言えば大げさだが、何が悪くてこうなったのか、
原因探しあら探し、非難、文句の言い合いではなく、
よりよい方向に向かうためににはどうすればいいか、
解決策への運命共同体になることができる、
その一歩手前の状態が作られているわけだから、
ほつれたりもつれたりしている糸をほぐすのに、
100%無理があるというわけではない。


100%を目指すために、まずは何をどうすれば未然に防げるか、
現状維持ではなく、改善できるか。
そして、何故今回はこのようなことに至ったのか、
その背景さえしっかり把握出来れば、お互い安心して
その先に進む気持ちに切り替えられる。


だが、何も策を講じずにひたすら「善処する」的な応答、
「確約は出来ない」で経過不明のまま逃げを感じさせる気配、
「場を設ける」といった一見協力的に聞こえるものの、
実は丸投げに近い解決案を示してくる場合は要注意だ。

いじめは絶対ゆるさない―現場での対応から予防まで

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子どもの心を救う親の「ひと言」

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なので、今日は部下をスケープゴートに仕立てれば、
その場が丸く収まるような、
そんな「言葉の濁し方」を用いて丸投げ解決策提示で、
上から目線的な集結を急いで計ろうとする、
それで当時者対応が済むと思っているような管理職の在り方に、
とことんうんざりさせられた。


これでは下で働く人間は、身が持たないだろうなあ。
もしも自分ならば? こんな上司の下で仕事ではやっていけない。
モチベーションどころの問題ではない。
その世界でこれから先やっていく自信を失ってしまうだろう。
というわけで、「出発は遂に訪れず」の心境なれど、
魚雷を発射することは控えて、その場を去ることに。


いわゆる様子見。
急いては事をし損じる。
それにしても、情けない対応だった。


転勤まであと10日。残務処理、頑張るぞ。
娘よ、君もがんばれ。クラス替えもある、
新しい学年に向けて気持ちを切り替えよう。
本は最初から読むとは限らない。
何度読んでも違う感動が得られる。
春風を受けて自分という本を読むような気持ちで、
新しい頁をめくろう。

学校を改革する――学びの共同体の構想と実践 (岩波ブックレット)

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今、話したい「学校」のこと

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