イエローカード?
やめられないとまらない、まっすぐそのまま若死にの道ですよ。
子供さんが小さいのにどうするつもりですか。
この病気は医者には治せないんです。
自分で作った病気何だから、自分で直すしかないんです。
幾ら薬を飲んでも、治る病気ではないんです。
まず、痩せて、BMIを減らして、内臓脂肪を落として、
コレステロール値を下げて、中性脂肪が上がらないように、
甘い物を取り過ぎないように気を付けて、
しっかり運動して下さい。
という内容を、この4,5年聞き続けている。
転勤を心に描きながら、異動を望みながら、
押しつけられた仕事にも、何とかやり甲斐を見出し、
モチベーションを上げて取り組み、しかし、
約束の年限が過ぎてもそのまま、通常の倍近い年数、
同じ仕事を任されていると、
信任されているというよりも、
専門知識があるからとおだてられるだけで、
要は誰もやりたがらない部署を切り盛りして、
やきもきしながら、神経をすり減らすことにうんざりし。
転勤は、定年を目の前にあと数年というタイミング。
残された時間で出来ることは少ない。
あと、2,3年当初の予定通り動けていれば、
せめて、あと1年早く異動があれば、
自分の精神状態もかなり違っていたのだろうとは思うけれど、
娘の進学、家人の転勤、そして自分の転勤、
人生思い通りにならないを絵に描いた如くのタイミング。
それぞれが思い通りにならない場所に居る。
それが人生で研鑽にも似た経験を積む、当たり前のこととして。
誰もが思い通りになんか生きられないんだから、
精一杯出来ることを頑張りなさいというわけだろうけれど。
本で読んで感動した、その言葉通りに実行することはとても難しいし、
そんなに出来た人間でもない「婦女子」、
養い難し「女子と小人」の部類にすっぽりはまって、
愚痴の塊のようになって縮んでいく毎日。
幾ら理想を語っても、心は正直。体も正直。
コントロール出来ない分、しっかり壊れていってくれる。
遺伝形質は更に拍車を掛け、年齢相応の老化を促進。
イエローカードは何枚まで許されるのだろう。
そんなことをぼんやり考えている。
やめられないとまらない、イエローカードはもう赤に向かって点滅?
そんな気がする。
美味しい物が食べたい。
ゆっくりと。仕事途中の、単なる栄養補給、
エネルギー補充、カロリー必要量ではなくて。
危険だと叱られる美味しい物、
私が美味しいと思うものは、危険物の塊なんだって。
長生きしたくないの? 子供さん、どうするの?
二つに一つのような質問をされても、困る。
解けない数学の問題を解かないと学校から帰られない。
そんな気持ちになりかける、医師との会話。
自分の立場が分かっているの?
大人だったら自分のしていることが分かるでしょ?
次々に畳み掛けられる言葉にすくむ。
ぼんやりと、見えるうち、起きているうちに、
どれだけ本が読めるだろうか、なんてことばかりが気になるのに。
もう、音楽さえも聴いていないのに。
車の中のBGM程度の生活なのに。
美味しい物が食べたい。でも、好きな物は糖分が多い。
脂っこい。痛風になってもおかしくない。
美味しい物が危険物。大量に落下してきて脳の血管を潰し、
体中の血管は狭搾し、血液はドロドロで滞り、
「見ても聞いても分からないはずがない」と言われても、
もう、どうでもいいや的な気分になる文月の始め。
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