Festina Lente2

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トランジット・サイゴン

買うんじゃないの、見てるだけ。
あれもこれも買いたいでは、まだ目的地に着かないのに
収拾が付かなくなってしまう。
何故か家人は小さな甥っ子達のために、ベトナム帽購入。
今からベトコンに仕立てるつもり?
私は物欲を写真に変えて、束の間の思い出作り。


      

        

     


珍しい掛け軸なのか、ペナントなのか、サインなのか、これは?
色んな食べ物、お茶、お菓子、工芸品。
欲しいけれど、これは街中よりも遙かに高いことを知っている。
だから、どんなものがあるかリサーチも兼ねて見ているだけ。
(実際街中で買う時間があるかどうか、見つかるかもわからないけれど)


       

      

      


色石、宝石、雑貨、こういうものは日本のエスニックショップ、
巷のちょっとした店で見つかるものが多い。
というか、余程そちらの方が品揃えが洗練されている。
何しろベトナム雑貨はここ数年ブームで、皆目が越えている。
おいそれ可愛いと思っても、日本で買うよりも高いのでは駄目駄目。
見てるだけ、見ているだけで時間が過ぎる。
高価なブランドショップは入らない。
入りたくても家人は許してくれそうにない。
買わなくても見ているだけで嫌そうな顔をする。やれやれ。
女心がわからないなあ。


     

     

      


布、ファブリック、スカーフ、置物、香水、食べ物、
ありとあらゆる雑多なもの、あちらこちらの棚を見て回る私。
実は、ベトナム製のものを扱う店は少ない。
殆どが高級なブランドショップ。
残念ながら、買えそうにないし、身に付けていく所もない私には
眺めても眺めても女心は刺激されるけれど、虚しくなるだけ。
免税店の煙草や香水は言わでもがな、ご縁がない。


      

       

     


ベトナムらしいお土産物なのかも知れないけれど、何だか変。
そう、日本中に芸者は居ないのにあちこちに出てくる西洋の映画、
やたら京都と富士山、それに舞子を描いた妙なデザイン、
そういうものを見せられているのと同じ感覚。
日本よりは自然が溢れてはいるだろうけれど、何か違う、
このワニの置物にしても、何か違う。


      

      

      


料理の本、旅行ガイド、今人気・話題の本。
ちょっと手にとって眺めてみたい来もする。でも、きっと読まない。
いいや読めない。そう思うと、写真だけに終わってしまう。
もう学生時代のような語学力はとっくに無くなってしまったのだし。
でも、目が話せない。
あれ、目が話せないというと、このバッグのデザインは・・・?


     

       

       

      


こりゃ凄いわ。これは日本にあり得ない。というか、
こういうデザインのバッグ、持って歩く人いる?
ワシントン条約、いやいや、そういうことじゃなくて、
フェイクファーの時代。毛皮も胡散臭そうに見られるのに、
モロ爬虫類、強調しすぎているのでは?


      

      

      

      


さて、やっと飛行機に乗る時間がやってきた。
このトランジットの間、私が買ったのはお箸のセット。
色んな箸置きが付いている、異なるデザインのものを数セット。
お土産にも、そして、料理の気分転換にも、
ちょっとしたホームパーティにも使えそうなものを。
結果的には、街中の土産物屋よりも少し安かった。
さて、目指すは世界遺産カンボジア
シェムリアップの街へ。


カンボジアは誘う

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