Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

目黒不動尊界隈と雅叙園

(写真は全て大きくなります)
明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。
年越しコンサートから一夜明けて、のんびり初詣に出発。
昼前から1日は目黒不動尊を中心にあちこちお参りし、
雅叙園百段階段を娘に見せて帰宅。明日2日には帰阪予定。


途中、蛸薬師成就堂なる所があった。
大阪にも岸和田の次に「蛸地蔵」という駅があるのだが、
蛸信仰とは如何なるものぞ? 福を吸い寄せるというのだが。



初詣は家人の提案で不動前から目黒雅叙園まで歩くことに。
むろんメインは目黒不動尊。歩く道筋に各種寺院入り乱れている感。


  

  


目黒不動尊(龍泉寺)の楼門前、通り過ぎてしまいそうな参道の一隅に
白井権八と小紫の比翼塚が立っている。
あんまりいわれは知らないのだが・・・、比翼と観ると連想するのは連理の枝
玄宗皇帝と楊貴妃の悲恋、ということは報われぬ恋の骸が眠る塚か。


  

  

  

  


目黒不動尊は通称で、正しくは龍泉寺
何処に龍の眠る泉があるのかわからないが、こんな大勢の人に参られたのでは、
新年からまどろむこともおちおち出来ないと思われる賑わい。
再び歩いて行けば、お正月の無料開放で五百羅漢が拝めるという。
確かにこの天恩山五百羅漢寺は見応えがあった。


  

  

  

  


七福神の中の弁財天を祭る風情のある寺院、寂れた黄檗宗の寺院など
歩けば何かしら由緒ありげな小さな寺院が点在する道筋。
小さな寺は並ばずにすぐお参りが出来るが、有名所の大鳥神社は長蛇の列で、
参拝は諦めてランチ。東京にしては珍しくリーズナブルな価格、
正月値段をぼったくられることもなく、サラダもメインも
デザートのアイスクリームもドリンクのフレーバーティーもついて
お札一枚という良心的なお店に入ることが出来た。


  

  

  


目黒雅叙園は3月の雛飾りを見るのが一番だと思うが、
なかなかそうそう簡単に上京できない私達、せめて娘に雰囲気だけでもと
利休にたずねよ」展込みで、有名な百段階段を鑑賞。
娘は昨年初めて訪れた私同様、目を丸くして昭和初期の建築と
豪華絢爛な螺鈿の扉、贅を尽くした趣の異なるそれぞれの部屋に驚嘆していた。
それに、ここはいつ来ても豪華絢爛であることに変わりはない佇まい。


  

  

  

  

  


七福神全てを回るのは、関東滞在の家人の仕事と相成った。
明日は、Uターンラッシュに巻き込まれないうちに帰阪の予定。
それにしても足が疲れた・・・。

オフィシャルガイド  「利休にたずねよ」の世界

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