目黒雅叙園と雛飾り
(写真は全て大きくなります)
名前だけは知っていたが来るのは初めて。
昨日最終日だった百段雛祭り、せっかくだから見たかった。
建物はもちろん、豪華な結婚式場には唖然。
著名人、政財界の大物が集ったという料亭だった場所。
絢爛豪華な作り、そこに飾られた雛飾りの豪奢なこと。
今年の百段雛まつり、
越後・信州・栃木のひな紀行がテーマとのこと。
それぞれの部屋の調度、室内の誂えについての蘊蓄、
これらの部屋で食事を楽しむという贅沢、教養に支えられた豪奢な空間、
そこに鎮座ましますひな飾り達の妖しい魅力。
今年で4回目となるらしいが、いずれにせよこれくらい豪華な部屋でないと、
伝統ある人形飾りには迫力負けしてしまいそう。
残念ながら内部は撮影禁止。
螺鈿の豪華なエレベーター入り口前のディスプレイ、
雛祭り、吊るし飾り、ポスター、ひな飾りとは関係ないけれど、
雅叙園内部の飾り付け。この季節ならではなのか、
いつもはもっと趣きが異なるのか。
結婚式に来た人も、相談に来た人も、
この特別な演出、色彩、調度溢れる祝祭空間の雰囲気に、
気圧され、舞い上がり、通常と異なる世界に呑み込まれ、
ちょっとねじ一本狂ってしまいそうな、そんな感覚さえ抱いてしまった。
和風のエキゾチックな風情を前面に出したインテリア。
日本人ならばともかく外国人の目を惹くには十分な浮世絵日本。
伝統的なデザインを誇張した空間は、過剰な演出でキンキラキン。
思わず記念にトイレまで撮影してしまった。
午前中から午後に掛けて眺めた寺院、町の人に愛されている梅園、
対照的な豪奢な空間とお雛様、十分刺激的な1日、休暇の日曜日。
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