自己メンテナンス

落ち込みから立ち直るには少々時間が掛かる。
些細な事、以前は全く気にならなかった事でも、
事情が変われば、もう、どうしようもなくどん底。
しかし、歳を取ると（経験を積むと）
以前よりは早く復活する事もある。
（必ずしも、完全な復活でなくても生活は出来る）
何が、助けてくれるか？
まず、仕事。それから、家族、そして、その他諸々。

「男の傷は男で癒せ」（笑）ではないが、
仕事の事は家庭で、家庭の事は仕事で紛らわす事が多い。
「その他」は、どちらの場合にも効くが
まず、外に出て行くか、中にこもるかで分かれてくる。

私は基本的に「中にこもる派」だ。いわゆる根暗である。
しかし、ここに大きな問題があった。
私は貴重な「夏季特別休暇」を取っていたのであった。
落ち込んで寝倒す事ができない。娘がいるのである。

小学校は休みだ。仕方なく、時間稼ぎをキッズNiftyに頼る。
それから、おもむろに起きてきて、二人で
http://pya.cc/pyaimg/pimg.php?imgid=29546　を覗く。
まさに、時間の流れを忘れて脳細胞が変形するような気がする。
それから、娘がお気に入りの、社会科の地理の時間？
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Ayame/2089/flash/css.htm
で、馬鹿馬鹿しくも「じゅげむ」的な展開を楽しみ、
ようやく朝ご飯を食べようかという気になる。

しかし、何と言っても単純に私を蘇らせてくれるのは
「愚者の楽園」がテーマの、川原泉ワールド。
（「笑う大天使（ミカエル）」が現在映画化されているが
ファンとしては、正直、実写版は見るのが怖い･･･）
http://www.u-office.co.jp/~irana/index.htm
もう、いい年なのだが、この手の漫画から離れられない。
性善説を信じているわけではないが、泣ける作品･･･
「不幸自慢をしない主人公」が頑張っている世界を覗くと
少々の落ち込みは解消されてしまうのよ。

で？　外に出て行く派に変身すると？　それは散財です。
娘とランチ、もしくはケーキセット、100円ショップ。
（時間があれば映画館！　美術館！　博物館！）
そして、行きつけの鍼灸整骨院。メンテナンス完了。
ほーら、もう立ち直った！
（我ながら、なんて奴だ･･･）