Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

締め切り前

明日が締め切りだから仕事、仕事、仕事。
とりあえず、締め切り前の打ち合わせの会議までに
資料だけは確保。パソコンの見過ぎで目が乾いて痛い。
殆ど寝ていないので、帰宅途中の信号で寝かけた。
危ない。街中なら事故ってるよ・・・。
とにかく明日の13時までに最終打ち込みをしなければ。


自分なりに一生懸命頑張っていても、仕事はやって当たり前。
出来て当たり前。何かにチャレンジしても、
新しい資格を取っても、褒められたり認められたりは無い。
眩暈と息切れで足取りも重く、仕事場で行ったり来たり。
でも、今日4階まで上がるのにヘロヘロになっていると、
去年のお客さんに、久しぶりと声をかけられた。

           

最近会わないねというので、部署が異動になっていることを
伝えると、来年はまた担当して欲しいとのこと。
そんなふうに言われると、仮にお世辞でもやっぱり嬉しい。
来年どうなるか、殆ど私の意向は通らないんだけれどね。
でも、仕事場でお互いが必要だという気持ちよりも、
新年度に向けて足の引っ張りあいが目立ってくる11月以降は、
度重なる仕事の締め切りの合間合間に、労わりが欠け、
殺伐とした気持ちになる事が多い。


組織の中で殺伐な気持ちになるとき、実際の現場での相手に
どれだけ必要とされ、受け入れてもらえるかだけが心の支えになる。
それが、自己満足にならないように気を付けていても、
何かあると、すぐに中傷や噂が耐えない職場だから、なおさら。
気にしては駄目、負けだと思うような内容でも、
やはり耳にすると、脱力・・・というものも多い。

           

だから、私は人参をぶら下げる。自分へのご褒美を。
誰が何と言おうと、無駄遣いだとわかっていても、
気晴らしにしか過ぎないとわかっていても、
自分へのご褒美をぶら下げて、走る。
今年は、もうAmazonから届いている。


諸星大二郎の新刊『スノウホワイト グリムのような物語』
最近「本・読売堂」でもお見かけしたけれど、
最新刊を読む暇が無かったので、是非ゲットしたかった。
ただ、神経が参っているような時はお勧めできない内容かも。
独特の味付けがされた(換骨奪胎というべきなのか)童話は
禍々しい毒のある刺激として、心に突き刺さったり、
後味の悪さになる時もあるからだ。
一種の心理テストのネガポジのような、そんな趣きさえある
不気味テイストの作品の数々。

スノウホワイト グリムのような物語

スノウホワイト グリムのような物語

次に『プログレッシヴ・ロック (ムック)』高いんだけどね、
ELPとYESのファンとしては、手元に置いておこうかなと。
キング・クリムゾン関係の記事もあるらしいし。
何しろ、御大キース・エマーソンが表紙なんだから、
それだけでも間近に見たい。ファンってこんなもんです。
先々週のビリー・ジョエルのコンサートの時に、
エイジアが来日すると聞いて、大ファンではないけれど、
ELPの若きドラマーだった、カール・パーマーと
エスの名ギタリスト、スティーブ・ハゥがメンバーとして
来日すると思っただけで、どんなにおじさんになっていても
一目会いに行きたいなあと思う自分がいる。
まあ、ジョン・ウエットンはどうでもいいや、私としては。


乙女心のちょっとした文房具への憧れを満たしてくれる
Flower Fairies: Postcard Book (Flower Fairies) (ペーパーバック)
昔お菓子のおまけのカードとして一世を風靡した『花の妖精』を
覚えている人も多いだろうと思う。そう、あれあれ。
クリスマスの頃になると、アンティークなカードやポスター、
カレンダー、包装紙、絵本がやたらと欲しくなる私。
でも、かさばると困るから、この辺で手を打っている訳です。
          


最後に『ロスト・ラゲッジ―エルサレムのかたすみで』
エジプトからバスに乗ってイスラエル入り。
キブツを中心に宿泊し、ビア・ドロローサを巡礼。
嘆きの壁の前に立ち、死海で泳いだ約20年前の夏。
そんな思い出に浸りながら、過ごしていたこの秋。
そう、入院前後の動けない時期に、
パソコンだけを相手に過ごした頃、たまたま知ったブログ、
イスラエル在住の方の著作をゲット。


この本がどうしてレア版かというと、
地中海と砂漠のあいだをご覧いただきたい。
文章もさることながら、惜しみなくふんだんに使われている
ブログを飾る数々の写真の、えもいわれぬ美しさ。
私が旅の思い出に浸りたくなるのも当然と、
納得していただけるはず。写真好きの方は特に。


これが、締め切り後の、クリスマス前の私の人参。
「走れコータロー」ならぬ、走れneimu、
それから音楽を聞き、読書に浸り、ゆっくり入浴し、
久しぶりに、「布団」で「体を横にして」「眠る」
これが、目標。

グレゴリアン・チャント ~グレゴリオ聖歌

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ダ・ヴィンチ-その時代の音楽の秘密

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