13日の金曜日覚書
7:00 起床。健康づくり検診日。絶飲食。やれやれ。
7:40 家人の出勤に付き合いつつ、初めて行く病院へ。
8:30 駅の北口と南口を間違えて改札を出る。
踏切を渡る羽目になり、時間ロス。バス停を探す。
駅からやや離れたイカリスーパーの前にバス停。
病院名の入った地図を見ながらウロウロする私に、
複数名の人が私も一緒に病院にいきますよと、声を掛けてくれる。
8:50 病院着。7階へ。受付で更に15分待つ。えらい混みよう。
新聞を読んで待っていると、本の宣伝。
『交渉はあなたを進化させる! ネコ・スキル』
? 猫を被って物事に当たれということか?
まあ、自分を隠さねば物事に当たれぬこともあるな?
眠い頭でとりとめのないことを考えていると、
よおく見れば『ネゴ・スキル』老眼の為せる業か。
ネゴシエーションのネゴか。我ながらよくやる読み間違い。
自分で自分に笑える。
9:15 ようやく受付始まる。着替え、問診。
めんどくさがりの私が既往に平仮名で「けいしつ炎」と記入。
看護師は婦人科の病気と間違えて色々訪ねてくる。
「憩室」であるとわからせるまでに、3分以上かかった。
9:40 身長・体重・血圧・血液・眼底から検査始まる。
外科の婦人科検診で生まれて初めて女性医師に当たる。
乳腺炎の既往を訊かれる。確かに男性医師が触るのと違う。
何がって? 手の大きさと分厚さかな。
10:15 婦人科検診。隣家の娘さんが子宮癌で亡くなっているだけに
本当に年齢から、子宮体癌検査しなくていいのかと疑問。
10:30 心電図・動脈硬化検査。何てことは無い、手足の血圧差。
頚動脈エコーを知っているだけに、無駄な気がするが。
検査項目は一律だから、これでは上がってこないだろう。
11:00 予定通り終了だが、午後から支援のための説明に引っ掛かっている。
当然だろうな。昼食券を貰い食堂へ。
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11:30 所定の検査費を払うと、ほぼ同じの交通費が支給された。笑える。
おまけに特別支援の講義を聴くために午後に残ったので、
昼食券まで。何てありがたい。決して美味とは言えないけれど、
800円の昼食。和風ハンバーグと書いてあるので選んだが、
どこが和風かさっぱりもわからない。
おまけに食堂の壁に何故かテンガロンハットが飾ってある。
12:10 病院の購買部はサークルKが入っているので、なかなか品数豊富。
しかし、店でお勧めのDVDの手書きポスターがこれ。
しゃれにもならない、命と引き換えに・・・。病院の購買なのに。
12:30 健康管理センターという名称の応接間のようなロビー。
本を読んで暇つぶししているのに、
何を気にしたのかNHK・TVを付けてくれる職員。
13:00 私一人如きの為に、3人もの人間がプロジェクター使用、
パワーポイントで懇切丁寧にメタボ撲滅の説明。
幸いにメタボではないけれど、メタボ予備軍の私。
いわゆる高脂血と、脂肪肝から来る肝臓の値、BMI。
出来ることは何か、目標をどれにするかと言われたが、
ごめん、予定は未定であって決定ではない世界。
毎日出来るかと言われたら、全く自信が無い取り組み。
「明日死ぬよ」と面と向かって言われない限り、
毎日運動も、毎日糖分油分控えめな食事も、
寝る3時間前何も食べないもストレッチも、きっと無理。
節制した日の次はドカ食いしているだろう。
こんな私の為に、勤務時間の貴重な2時間を使って・・・
「病院は赤字なのでこの指導が軌道に乗れば、
黒字になるかもしれない」なんて職員の呟きに
心から「御免なさい」をしてしまう。
もっとも私は重症患者でも何でもないから、
指導はしたよ、注意もしたよ、覚えていてね。
半年たったらメールで質問するから、
4キロ体重落としてね、一応念は押したよという時間。
孤独に戦って下さいと言われた。ははは。
規定以下だというのに、測定メジャーまで貰いましたよ。
食事7運動3 筋肉を落とさないように減量しましょう。
そんなのわかっている。イライラを抑える為に食べては駄目、
甘いものは駄目、お茶漬けだとご飯をもりもり食べても駄目、
飲酒・間食・塩分の多い漬物、運動しない生活、
どんなに自分がグータラか。
「何時からそんな生活様式になったのでしょう?」
「何時から体重が増えたのでしょう?」
就職してからです。仕事辞めれば、痩せられるかしら?
ストレスから解放されるかしら?
15:00 出張先に出向き、色んな施設見学。説明を受ける。
17:45 駅前でお茶。
19:00 友人と再会して飲み食いして栄養指導はどこへやら。
一応和食の店を心がけては見たけれど、食べるよりも
久しぶりに飲んだ。呑んだ。呑みましたともさ。
さて、こんな私が暇つぶしに作った替え歌を少し。
一つ目は「野ばら」のメロディーで、
二つ目はわらべ歌の「茶々壺茶壷」でどうぞ。
わらべはみたり メタボの腹
醜く垂れる その腹目立つ
飽かず眺む メタボの腹 メタボの腹
♪♪♪
めーたぼ、めたぼ めたぼには底が無い 底を取って蓋にしよ
めーたぼ めたぼ めたぼには蓋がない 蓋を取って底にしよ
♪♪♪
ええ、このわらべ歌をカウンターで口ずさんで
友人に笑われたのは言うまでもありません。
・・・酔ってたんですと言っておこう。
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