複雑に考えず、こなす力

娘がキャンプに行ったあと、歯科大附属病院で歯科･耳鼻咽喉科。
診察時に鼻の粘膜に傷でも付いたのか、薬が合わなかったのか、
くしゃみ、鼻水が･･･。痰の切れない喉のイガイガより、
鼻の調子激変で、憂鬱、発熱、だるいだるいとぼやきながらも、
部屋を片付け、夕食を作り、帰宅すれば真夜中。
いつものようにノートPCの前で転寝。あっという間に朝。

父を駅に送るアッシー君になり、庭の無花果、オクラ、プチトマト摘み。
洗濯物を干し、仕事に出かける。母よ、ちゃんと過ごしていてね。
ふと娘のことを思い出し、サクサクと仕事をこなし、ランチ、書類、
営業の方向性定まらぬことに、少々物悲しい気分になり。
あっさり切り上げ、帰宅すれば、昼も食べず夜もいい加減で、
子どものような母がいるのだった。

帰宅が遅くなり昨夜はできなかった、冷蔵庫の大掃除。
実家の冷蔵庫は、停電にでもあったのか？　と言いたくなる惨状。
嘆いても仕方がない。父は手を付けたくないのだろうし、
母は何でも冷やせると思っているのだろうから。
大人だと思うと辛くなるので、深く考えずに掃除にのみ専念。

図書館・スーパーマーケット・書類に眼を通すよりは、
シンクロナイズドスイミングを観て目の保養。
美しい演技を堪能しながら、病院で読んだ『医龍』18巻を思い出す。
女性の生き方、職場での生き方、自己実現、目標。
産むか産まないか、育てるか育てないか、選択。
権力に思いを馳せるよりも、日々をこなす事に汲々。
自分の心を必要以上に痛めつけないように、
サクサクと日常をこなす事に。