連日歯科通い

昨日久しぶりの歯内治療科。
補綴科の主治医が変わってしまったので、
ここでなじみの主治医の顔を見るとほっとする。
でも、治療は神経の無い歯のはずなのに痛い。
歯の内部で出血って・・・。どうも、歯根の状態が悪いのか、
歯そのものがやられているのか。

歯磨きしていても、歯の中はわからないし、変わらない。
先生も「歯磨きのせいではありません」と言うし。
歯の根っこがこういう風になるのは、最初の治療の時、
薬が十分入っていないから・・・だとしたら、
今までの治療を全部やり直さなきゃいけないことになる。

「いつまで続くぬかるみぞ」の感覚は相変わらず。
「今日は根っこをいじっているので余り強い薬は使いません。
○○の薬でアレルギーはありませんか？
痛みが出てくるかもしれないので痛み止めを出しておきます」
診察室を出て、会計に向かうまでは特に何も感じなかった。

最近の歯科の診察は横になっているから、体は楽で眠くなる。
診察が終わって起き上がる時、体調が悪いと起立性の眩暈が来る。
しかし、今の感覚は・・・？　何だか妙だ。
変だ変だと思っている間に、駅まで歩いている５分かそこらの間に
駅に向かうまでに拍動性の痛みが来て！？！？
歩き出して血の巡りが良くなったのか何なのか、
この急激にやってきた脈打つ痛みに気持ちは動転。

痛みが来るかもしれないってこういうこと？
貰ったロキサニンを、胃が空っぽのまま飲んでいいものなのか。
不安になって病院にとって帰すが、17時を過ぎた病院は誰もいない。
普通の官公庁、会社ならば信じられないほどのがらんどう。
それとも今日は何か催しがある日なのか。
どの会の受付ももぬけの殻、あれほど大勢いる医師の姿も見当たらない。
普段残業続きなだけに、唖然とするほどの静謐さ。
ここは腹をくくって、痛み止めを飲んで様子を見るしかない。

家人の単身赴任先まで出向き、仕事帰りに待ち合わせ。
久しぶりに二人きりでの外食の夕食。
歯科通いの愚痴を聞いて貰うと不安も少しずつおさまる感じ。
痛み止めのお陰か、食事にも差しさわりが無いよう。
あれほどの痛みは一体何だったんだろう？
初めて入るイタリアンの店に満足。
帰宅しておやつを食べていたら・・・

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今日治療して再接着した仮歯が取れました。
装着後5時間で・・・。あんまりだ。
そんなに食事の仕方が悪かった？
帰宅して、おやつを食べている時、何となく？　
違和感はあったけれど、まさか、こんなに早く外れるとはあんまりだ。

BS「ミス・リトル・サンシャイン」にほろりとさせられて、
しばし気を取り直したけれど、ブリッジの仮歯が外れては
まともな飲食ができない。そして昨日の今日。
本日ほぼ絶食。

紹介状を書いてくれた元の近隣の歯科で再接着。
歯内治療の関係上、仮歯が外れやすいように
あらかじめ柔らかいセメントで付けているから、外れやすいのだそう。
そう説明してくれるのは、馴染みの歯科衛生士さん。
何故ここでは医師が付けずに、歯科衛生士が付けるのか、
このことについては、このクリニックはいつも不思議。
そもそも歯科衛生士はどこまでできる？
何故意志は最後の確認に来ても、口の中を覗かない？
カルテのみ点検。

よその歯科医にかかったことがあっても、
こういうことは一度もないのに。
その疑問をどうしても口に出せぬまま、毎度お世話になっている。
ま、とにかく応急処置。直してもらった。
次回診察日まで、どうにかこうにか飲み食いせねばならぬ。

ああ、目と歯と体が丈夫な人が羨ましい・・・。
今でこれなのに、更に加齢が進んで耳まで遠くなったら
ウン重苦になってしまう。
願わくは再調整した噛み合わせと補修した二つ目の仮歯で、
しんどくなったりせずに、次の診察日を迎えられますように。
連日の歯科通い、こういう時間の取られ方を何度もせずに済みますように。

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