Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

9年ぶりの仕事場所

暑い1日で日焼けをしてしまった。夜は日焼け止めを塗り忘れた腕が腫れた。
唯一昼食時だけはゆっくりしたいと、無駄な出費と思いつつ食事。
でも、天井が高い場所は広々としていて気持ちがいい。
朝は早く、昨日はよく眠れなかったので薄暗さが心地よい。


  


美味しくなる魔法とスープに振りかけられた小さな星。
「常連さんですか」と話しかけられたが、たった一人で座っている人間への気遣いだったのだろう。
まさか、こんな所に常連で来るはずもない、仕事でなければ。
家族で来られればいいのかもしれないが。


  


久しぶりに来てみれば、確かに気持ち分、視覚からの刺激で
何となくここはどこ、私は誰? の雰囲気に浸れる感じがする。
街角を眺めて、そこにすっかり溶け込んでしまうことが出来れば、の話だが。
年のせいかのめり込むのは難しいし、仕事にロマンチックも何もないし、
あれこれ視覚効果を鑑みるので台無しになってしまうのだが。


    

    


若くてドラマチックな恋でもしていれば、こういう町並みを背景に盛り上がる?
いやいや、ドラマの主人公になり切れる情熱と感性に年齢は関係ない?
それにしてもいったいここはどこ? あの彫像は誰? 
夕闇が迫ってくると町はそれなりに、雰囲気良く姿を変える。

    

   


あれ、遊んでいる人はあれに乗っているのね。なかなかスピードがあって怖そう。
それにしても、こんな町中で危なくない? それがスリルがあっていい訳か。


   


もう、おわかりですね。朝もはよから仕事でわざわざどこまで来ているか、
今年10周年を迎えたここは、東京の類似施設が原発の影響を受けているので、
安全な旅行場所として人気が出ているという噂でしたが・・・。
昨日の雨のせいか、平日のせいか、予想していたよりも閑散。

    

    

  

  


映画が好きな人には受けるかもしれないけれど、何も接点がなければ、
せっかくのリアリティや工夫、遊び心を思う存分受け止めて楽しむことは難しいかも。
受け身でやって来た人、小さい子どもは動くぬいぐるみさんたちやキャラクターが楽しい?
老若男女に受ける工夫というのはどんな所なのか、自分なりに分析してしまう。


    

    

  



一部の施設を除いては、時間的なロスの少ないシングルライダー
しっかり観察、体験、記録、・・・けっこう疲れました。
立ちっぱなしの慣れない仕事。でも、周囲からは羨ましがられるかもしれない。
滅多に来ない場所だからこそ、歩き回ってみましたが、若い人向けの場所ですね。
家族や友人、恋人同士であればこそ思いで作りも楽しいでしょうが、
仕事で冷静に来る所ではありません。ただただ気疲れしてしまいます。


    

    

  


パフォーマンスやホスピタリティ、サービス精神をどこでどう発揮するか、
計算し尽くされた動きや演出、受け入れ体制、言葉遣いや気遣いをどのように訓練するのか、
そんな所ばかりに目がいってしまうのは、というか、観察しているのは、ねぇ。
ちなみに、私が子どもの頃はもうセサミストリートは放送されていて、
夏休みに家で見るのが楽しみだったのだけれど・・・、
その時の出演者は既に鬼籍に入っていたり、子どもたちは当然大人に。
ある意味、着ぐるみのキャラクター達こそが「永遠に不滅です」的な存在。
生身の人間ではない強さが施設を底上げする力、とでも言いましょうか。


    


「子どもの心を持って楽しむ」のか、「大人でも楽しめる」のか、映画の世界を再体験なのか、
どんな角度から楽しめばいいのだろう、今日の私はどうだったんだろうと思いながら、
あれこれ眺め、あちこち散策するのですが、仕事で楽しむのは本当に難しい。
リピーターは何にはまっているんだろう、どこがツボなのか。
自分なりに考えてはみるのだけれど、あらゆる年齢層にモニターが要るよね。



防護服を着て柔らかい動物に触っているような、作業しているような、
その距離感、抑制された状態で機能せよと言われているようで、本当に難しい。
でも、きっとそうではない人もいるのでしょうね。
とにかく、写真だけでもその雰囲気が多少なりとも伝わってくれたでしょうか。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン よくばり裏技ガイド2010~2011

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